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J-GLOBAL ID:200903077909773448

直流電流センサー

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 押田 良久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996299700
Publication number (International publication number):1998123180
Application date: Oct. 23, 1996
Publication date: May. 15, 1998
Summary:
【要約】【課題】 非常に簡単な検出回路を用いて被検出導線に流れる直流電流Iの絶対値とともに直流電流Iの向きをも測定可能で、検出コア部と検出回路部とを一体化したブレーカー内蔵型を実現できる汎用性の高い直流電流センサーの提供。【解決手段】 被検出導線1に直流電流Iが流れると、図1Aに黒矢印で示すように検出コア51の周方向に磁束Φ0が発生し、ここで励磁コイル53にパルス電流を印加すると、パルス電流のプラス(+)又はマイナス(-)によって、検出コア51内に図1B及び図1Cに黒矢印で示す方向、すなわち検出コア51の周方向に対して直交方向に交互に変化する磁束ΦEXが発生し磁束Φ0による磁路を周期的に遮断、すなわち、被検出導線1に流れる直流電流Iによって検出コア51の周方向に発生する磁束Φ0が磁束ΦEXによって変調されて検出コイル54には磁束Φ0の変調に伴う電圧(起電力)VDETが印加されたパルス電流と同様パターンで出力される。
Claim (excerpt):
環状の軟質磁性材料からなる検出コアの内部に周方向に連通する中空部を形成し、該中空部に周方向に巻回する励磁コイルを配置するとともに、検出コアの外周部にトロイダル状に巻回する検出コイルを配置し、かつ、検出コアの内側に被検出導線を貫通配置する直流電流センサーにおいて、前記励磁コイルにパルス電流を印加し、該パルス電流によって検出コアの周方向に対して直交方向の磁束を発生させ、前記被検出導線に流れる直流電流によって検出コアの周方向に発生する磁束を変調し、該磁束の変調に基づく前記検出コイルに発生するパルス起電力の極性と大きさを検出することによって、被検出導線に流れる直流電流とその向きを検出することを特徴とする直流電流センサー。

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