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J-GLOBAL ID:200903078164150989
伝熱管のクリープ余寿命評価方法およびその装置
Inventor:
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,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
武 顕次郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999098921
Publication number (International publication number):2000292419
Application date: Apr. 06, 1999
Publication date: Oct. 20, 2000
Summary:
【要約】【課題】 サンプル材のクリープ破断強度、ミクロ組織、酸化スケール厚さ、寸法を基準に、酸化減肉による応力上昇、水蒸気酸化スケールによるメタル温度上昇に加え、更にクリープ変形を考慮した高精度のクリープ余寿命評価方法を提供する。【解決手段】 水蒸気酸化スケール厚さと管寸法からサンプル採取時までのメタル温度上昇ΔTを計算し、ミクロ組織から推定した平均メタル温度に(ΔT/2)を足した温度をサンプル採取時のメタル温度に設定し、サンプル採取時のメタル温度を初期温度とし、時間ステップを設定して時間ステップ毎に高温酸化減肉と水蒸気酸化減肉による応力上昇、水蒸気酸化スケールによるメタル温度上昇及びクリープ変形による伝熱管形状変化を計算し、その値でのクリープ損傷率をクリープ破断試験データを基に求め、損傷率の総和が1になるまで繰返し計算を行なう。
Claim (excerpt):
ボイラ等の高温で使用される伝熱管材料について、評価部位からサンプルを採取し、クリープ破断試験によってその部位のクリープ余寿命を推定する伝熱管のクリープ余寿命評価方法において、クリープ試験片採取前にサンプル材の寸法、管外面の高温酸化スケール厚さ、管内面の水蒸気酸化スケール厚さを測定し、サンプル材のミクロ組織を観察し、加熱時効の標準ミクロ組織との比較によりサンプル採取時までの平均メタル温度を推定し、管内面の水蒸気酸化スケール厚さと管寸法からサンプル採取時までのメタル温度上昇ΔTを計算し、ミクロ組織から推定した平均メタル温度に(ΔT/2)を足した温度をサンプル採取時のメタル温度に設定し、管外面の高温酸化スケール成長速度式及び管内面の水蒸気酸化スケール成長速度式を実測のスケール厚さとミクロ組織から推定した平均メタル温度から補正し、サンプル材のクリープ破断試験を実施し、温度・時間パラメータで整理して回帰曲線を作成し、サンプル採取時のメタル温度を初期温度とし、時間ステップを設定して時間ステップ毎に管外面の高温酸化減肉と管内面の水蒸気酸化減肉による応力上昇、管内面の水蒸気酸化スケールによるメタル温度上昇及びクリープ変形による伝熱管形状変化を計算し、その値でのクリープ損傷率をクリープ破断試験データを基に求め、クリープ損傷率の総和が1になるまで繰返し計算を行なうことを特徴とする伝熱管のクリープ余寿命評価方法。
IPC (2):
FI (2):
G01N 33/20 N
, G01M 19/00 Z
F-Term (15):
2G024AA21
, 2G024AD33
, 2G024BA12
, 2G024BA14
, 2G024CA11
, 2G024CA17
, 2G024DA03
, 2G024FA01
, 2G055AA01
, 2G055AA12
, 2G055BA05
, 2G055BA11
, 2G055BA14
, 2G055BA20
, 2G055EA08
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