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J-GLOBAL ID:200903078220694415

石炭ガス化発電プラント

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994081276
Publication number (International publication number):1995286186
Application date: Apr. 20, 1994
Publication date: Oct. 31, 1995
Summary:
【要約】【目的】本発明の目的は、石炭ガス化発電プラントにおいて石炭ガス化炉を安定に運転した上で、酸素製造に必要な所内動力を低減させ発電効率を向上させる系統を提供することにある。【構成】石炭ガス化炉内部に高さの異なる複数の酸化剤供給系統を設け、炉内温度を下部で石炭灰を溶融する以上に高くし、上部では溶融しないよう低くするように炉内温度を制御する手段として、スラグタップ最も近い酸化剤供給系統から供給される酸化剤の酸素濃度を、他の酸化剤供給系統から供給される酸化剤の酸素濃度より高くする。【効果】本発明によれば、石炭ガス化発電プラントにおいて石炭ガス化炉内で石炭灰をスラグ化するに必要な温度を確保しガス化炉を安定に運転した上で、ガス化に必要な酸素量を減少させることができるので、酸素製造に必要な所内動力を低減させ発電効率を向上させることができる。
Claim (excerpt):
酸化剤を用い石炭から可燃性ガスを生成すると共に石炭中の灰分を溶融させスラグ状とし、このスラグ状灰分をガス化室下方のスラグ冷却室にガス化室下方に設けたスラグタップを介して抜き出す石炭ガス化炉,この石炭ガス化炉で発生した石炭ガス化燃料により駆動されるガスタービン,空気を分離して酸素を製造する酸素製造プラントからなる石炭ガス化発電プラントにおいて、石炭ガス化炉のガス化室に酸化剤を供給する酸化剤供給系統をガス化室内で供給高さが異なるように少なくとも2系統以上設けると共に、スラグタップに最も近い酸化剤供給系統に供給される酸化剤の酸素濃度を、他の酸化剤供給系統に供給される酸化剤酸素濃度より高いことを特徴とする石炭ガス化発電プラント。
IPC (2):
C10J 3/46 ,  F02C 3/28
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開昭60-173092
  • 特開昭57-182395
  • 特開昭63-248893
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