Pat
J-GLOBAL ID:200903078271868680

化学分析用マイクロ流体操作方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山崎 行造 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996506614
Publication number (International publication number):1998507516
Application date: Aug. 01, 1995
Publication date: Jul. 21, 1998
Summary:
【要約】マイクロチップ実験装置および方法は、マイクロチップ化学分離のためのサンプル注入等各種の用途に用いられる流体操作を与える。マイクロチップは、標準写真平板手順および化学的湿式エッチングを用いて造られ、下層とカバープレートは直接接着される。毛細管電気泳動および電気クロマトグラフが下層に形成されるチャンネル内で行われる。アナライトはチャンネルの4路交点を通して動電学的にポンプ送入により装荷され、次いで電位切替えによりアナライトプラグが分離チャンネル内へ押し込まれる。
Claim (excerpt):
1 化学物質を分析または合成するマイクロチップ実験装置であって、 複数のレザーバを接続する統合されたチャンネルを有する本体において、該レザーバの少なくとも5つが同時に該レザーバと関連する制御された電位を有し、該レザーバの少なくとも1つからの物質が該チャンネルを通して他のレザーバの少なくとも1つに向けて運ばれ、1以上の選択された化学的又は物理的環境にさらされ、それによって該化学物質の合成または分析が行われるようにされる本体から成るマイクロチップ実験装置。2 該運ばれる物質が流体である、請求項1の装置。3 該レザーバの少なくとも3つを接続するチャンネルの第1交点と、 該第1交点において該レザーバの2つからの物質を混合するする手段とをさらに含む、請求項1の装置。4 該混合手段が、該第1交点において電位を生成する手段を含み、該生成電位が、該混合される物質が運び出される該2つのレザーバの各々の電位より小さい、請求項3の装置。5 第1、第2、第3および第4レザーバを接続するチャンネルの第1交点と、 該第1交点を通して該第1レザーバから該第2レザーバへ運ばれる第1物質の容量を制御する手段であって、該第1交点を通して該第3レザーバから第2物質を運ぶことにより制御を行う制御手段とをさらに含む、請求項1の装置。6 該制御手段が、該第1交点を通して該第2および第4レザーバに向けて該第2物質を運ぶ手段を含む、請求項5の装置。7 該制御手段が、該第1交点を通して該第2物質を運ぶ分与手段であって、該第1物質の選択された容量が該第2レザーバに向けて該第1交点を通過した後、該第1物質が該第1交点を通して該第2レザーバに向けて移動するのを妨げる分与手段を含む、請求項5の装置。8 該制御手段が、該第1交点において該第1および第2物質を混合する希釈手段であって、該第1交点から該第2レザーバに向けて該第1および第2物質を同時に運ぶ希釈手段を含む、請求項5の装置。9 該統合チャンネルが、第1および第2レザーバを接続する第1チャンネルと、該第1チャンネルとの第1交点を形成するように第3および第4レザーバを接続する第2チャンネルと、該第1交点と該第4レザーバとの間で第5レザーバを該第2チャンネルと接続する第3チャンネルとを含む、請求項1の装置。10 該第5レザーバからの物質と該第1交点から該第4レザーバに向けて運ばれる物質とを混合する手段を含む、請求項9の装置。11 該第3チャンネルが該第2チャンネルと交差して第2交点を形成し、 該第3チャンネルによって該第2交点と接続される第6レザーバをさらに含む、請求項9の装置。12 該第5および第6レザーバから物質を運び出して該第2交点内へ同時に移動させる手段をさらに含む、請求項11の装置。13 該運搬手段が、該第1交点からの物質の選択された容量が該第2交点を通して該第4レザーバに向けて運ばれた後、該第5および第6レザーバから該第2交点を通して該第1交点および該第4レザーバに向けて該物質を運ぶ、請求項12の装置。14 少なくとも4つのレザーバを接続する統合チャンネルを有する本体において、該チャンネルが第1交点を形成し、該レザーバの少なくとも3つが該レザーバと関連する制御された電位を同時に有し、該第1交点を通して第1レザーバから第2レザーバヘ運ばれる物質の容量が、第3レザーバから該第1交点を通して他のレザーバへ移動する物質の動きのみによって選択的に制御されるようにした本体を含むマイクロチップ流れ制御装置。15 該運ばれる物質が流体である、請求項14の装置。16 第3レザーバから該第1交点を通して該第2レザーバへ向けて該第2物質を運ぶ制御手段をさらに含む、請求項14の装置。17 該制御手段が、該第1交点を通して該第2物質を運ぶ分与手段であって、該第1物質の選択された容量が該第2レザーバに向けて該第1交点を通過した後、該第1物質が該第1交点を通して該第2レザーバに向けて移動するのを妨げる分与手段を含む、請求項16の装置。18 該制御手段が、該第1交点において該第1および第2物質を混合する希釈手段であって、該第1交点から該第2レザーバに向けて該第1および第2物質を同時に運ぶ希釈手段を含む、請求項16の装置。19 該統合チャンネルが、第1および第2レザーバを接続する第1チャンネルと、該第1チャンネルとの第1交点を形成するように第3および第4レザーバを接続する第2チャンネルと、該第1交点と該第4レザーバとの間で第5レザーバを該第2チャンネルと接続する第3チャンネルとを含む、請求項14の装置。20 該第5レザーバからの物質と該第1交点から該第4レザーバに向けて運ばれる物質とを混合する手段を含む、請求項19の装置。21 該第3チャンネルが該第2チャンネルと交差して第2交点を形成し、 該第3チャンネルによって該第2交点と接続される第6レザーバをさらに含む、請求項19の装置。22 該第5および第6レザーバから物質を運び出して該第2交点内へ同時に移動させる手段をさらに含む、請求項21の装置。23 該運搬手段が、該第1交点からの物質の選択された容量が該第2交点を通して該第4レザーバに向けて運ばれた後、該第5および第6レザーバから該第2交点を通して該第1交点および該第4レザーバに向けて該物質を運ぶ、請求項21の装置。24 少なくとも4つのレザーバを接続する統合チャンネルを有する本体において、該チャンネルが第1交点を形成し、該レザーバの少なくとも3つが該レザーバと関連する制御された電位を同時に有し、該第1交点を通して第1レザーバから第2レザーバへ運ばれる物質の容量が、第3レザーバから該第1交点を通して他のレザーバへ移動する物質の動きのみによって選択的に制御されるようにした本体と、 電圧制御器であって、 該第1レザーバおよび該第3レザーバ間に電位差を加え、該第1物質の選択された可変容量を該第1レザーバから該交点を通して該第3レザーバに向けて運ぶようにし、 選択された時間後、該4つのレザーバの各々に電位を加え、該第2レザーバから該交点を通して該第3レザーバに向けて該第2物質を運び、それによって該交点を通して該第3レザーバに向けて移動する該第1物質の動きを制止するようにする電圧制御器とを含むマイクロチップ流れ制御装置。25 少なくとも4つのレザーバを有する相互接続されたチャンネルを通して流れる物質の流れを制御するために、該4つのレザーバの第1レザーバが、第1物質を含み、該相互接続されたチャンネルが該レザーバを接続する統合チャンネルを有し、該チャンネルが交点を形成するようにされる流れ制御方法であって、 該第1レザーバおよび該第3レザーバ間に電位差を加え、該第1物質の選択された可変容量を該第1レザーバから該交点を通して該第3レザーバに向けて運ぶようにし、 選択された時間後、該4つのレザーバの各々に電位を加え、該第2レザーバから該交点を通して該第3レザーバに向けて該第2物質を運び、それによって該交点を通して該第3レザーバに向けて移動する該第1物質の動きを制止するようにすることを含む流れ制御方法。
IPC (6):
G01N 27/447 ,  C07B 61/00 ,  G01N 30/60 ,  G01N 33/50 ,  G05D 11/02 ,  C12Q 1/68
FI (6):
G01N 27/26 301 Z ,  C07B 61/00 Z ,  G01N 30/60 D ,  G01N 33/50 U ,  G05D 11/02 ,  C12Q 1/68 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平4-221764
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page