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J-GLOBAL ID:200903078339276417

プレキャスト構造体の構築方法およびその構築に用いるプレキャストコンクリート部材

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 明夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991292889
Publication number (International publication number):1994073893
Application date: Nov. 08, 1991
Publication date: Mar. 15, 1994
Summary:
【要約】【目的】プレキャストコンクリート(PCa)部材を建て上げる場合に、工期の短縮化を第1の目的とする。【構成】主筋挿通兼グラウト材注入部2を複数個有するPCa本体1aの上,下面に、前記複数個のグラウト材注入部2の端部間を相互に連通する溝を設け(図1には、PCa本体1aの上面の連通溝3のみを図示)、PCa本体1の側面に、前記複数個の連通溝と連通する1個のグラウト材注入口5を設けたPCa部材1を用い、このPCa部材1を設置する部分の床スラブ面を掘り下げてコンクリートを打設し、この凹状床スラブ上に高流動高強度モルタルを敷き、スラブ上より突設する主筋群位置にPCa部材1を落し込み配置し(あるいはPCa部材1を落し込んだ後高流動高強度モルタルを流し込み)硬化後、前記1個のグラウト材注入口5からグラウト材を注入する。
Claim (excerpt):
プレキャストコンクリート(以下PCaと略称)本体の主筋位置に主筋挿通兼グラウト材注入部(以下グラウト材注入部と略称)を複数個有するPCa部材を、スラブ上より突設する主筋に挿通し配置した後、前記グラウト材注入部にグラウト材を注入するプレキャスト構造体の構築方法において、前記PCa部材として、PCa本体の上,下面にそれぞれ前記複数個のグラウト材注入部の端部間を相互に連通する溝を設け、かつPCa本体の側面に前記複数個のグラウト材注入端部連通溝と連通する1個のグラウト材注入口を設けたPCa部材を用い、このPCa部材を設置する部分の床スラブ面を掘り下げてコンクリートを打設するとともに、このようにして形成された凹状床スラブ上に流動性の高い高強度モルタルを敷き、スラブ上より突設する主筋群位置に前記PCa部材を落し込み配置し(あるいはPCa部材を落し込んだ後高流動高強度モルタルを流し込み)硬化後、PCa本体の側面に設けられている1個のグラウト材注入口からグラウト材を注入連通して主筋とPCa部材とを一体化することを特徴とするプレキャスト構造体の構築方法。
IPC (3):
E04G 21/20 ,  E04B 1/16 ,  E04B 1/21

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