Pat
J-GLOBAL ID:200903078440260009

インクジェットヘッド及びその駆動方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993034315
Publication number (International publication number):1993269985
Application date: Jan. 29, 1993
Publication date: Oct. 19, 1993
Summary:
【要約】【目的】せん断モードを利用した圧電式インクジェットヘッドの時分割駆動を容易にして、駆動回路のコストを低減する。【構成】圧力室を構成する複数の溝の圧電材の隔壁を、せん断モードで変形させ、該複数の溝からインクを噴射するヘッドにおいて、(1)インク噴射の圧力室である溝のグループ分けを、インクを噴射しないダミーの溝を2個連続させてその間で行い、時分割のグループごとの共通端子を設ける。(2)前記構造によるノズルピッチのズレを、ノズル配列線の傾斜およびグループごとの段差配列により補償する構造とする。これにより、均等なピッチのドット印字が時分割駆動によりできる。
Claim (excerpt):
圧力室及びその隔壁を形成する複数の溝及び該複数の溝に連通しインクを供給する共通の溝を有する圧電材料よりなる基板を有し、該基板の前記複数の溝の開口する端面にインクを噴射する噴射孔を有するノズル板を取り付けてなり、該複数の溝には圧電駆動用の電極をとりつけ、該電極に駆動電圧を加えることにより隔壁をせん断モードで変形させて圧力室の容積を変化させ、圧力室内に充填したインクを噴射孔から射出する印字ヘッドにおいて、(1)インクを噴射する噴射溝に隣接してインクを噴射しないダミー溝を設け、該ダミー溝を介して連続するm個の該噴射溝を含む一連の溝をまとめて1つのグループとし、各グループの両端にはダミー溝を配し、連続する2個のダミー溝の間の隔壁を分離用の隔壁として全体の溝列をn個のグループに分割し、各グループのダミー電極同志をグループ内では接続し他のグループからは前記分離用隔壁により分離して共通電極となし、(2)噴射孔の配列は、グループ内では噴射孔の間隔の垂直成分はp,水平成分はpの整数倍であるkpとなるように、グループ内の噴射孔の配列の中心線が印字ドットの水平方向に対してθ°傾斜し、(3)印字の垂直方向及び水平方向のドットピッチがどこでも一様の値pとなるように、グループ間においては、先行するグループの噴射孔の配列の中心線を印字ヘッドの進行方向と逆方向に整数gを用いて(g+1/n)pで表される長さだけ平行移動して後続グループの噴射孔の配列中心線とし、該配列中心線上で、先行グループの最後の噴射孔との間隔の垂直成分がpとなる位置に当該後続グループの最初の噴射孔が配置される配列をなすことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 列車格納装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-327363   Applicant:石川島播磨重工業株式会社

Return to Previous Page