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J-GLOBAL ID:200903078623456646

信号源の推定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 増田 竹夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992302953
Publication number (International publication number):1994125885
Application date: Oct. 15, 1992
Publication date: May. 10, 1994
Summary:
【要約】【目的】 物理体内部の信号源の位置,大きさ及び方向を迅速、かつ、正確に推定する。【構成】 測定すべき信号源を内部に有する物理体の外表面上に設けた測定点で測定される信号値と、設定されたモデル(テンプル)の各点を仮信号源としたときに先の測定点にて得られる理論上の信号値とから、一番真の信号源に近い仮信号源を見出す。そして特定の学習法による教えられた方法でその仮信号源を次に新たなモデル(テンプル)の中心として再設定するジャンプ動作を行うと同時にモデル(テンプル)の大きさを速やかに縮小し、再度同じ手続を繰り返して一番真の信号源に十分近い仮信号源を見出す。そして、その仮信号源と真の信号源とどれ程近似しているかを評価する精度係数を求め、その値が特定値に十分近づいたところまでジャンプ動作を繰り返して真の信号源に近づく絞り込みを行い、これによって信号源の位置,大きさ,方向を推定する。
Claim (excerpt):
心臓や脳等の生体各部位や地球等の略球形とみなすことができる各種物理体の表面上の測定点で測定した信号に基づいてその信号を生成する前記物理体内部における直接測定できない信号源の位置を仮定し、前記物理体の内部領域に中心点と複数の頂点で構成したテンプルとよぶ立体模型を作り、このテンプルの中心点及び各頂点を前記仮定した信号源が存在する仮定位置と見做し、前記測定点にて測定した測定信号から物理的な順問題に用いる伝達モデルを用いて統計的な最適法により前記テンプルの仮定位置での信号源の強さと方向とを同定し、その結果に従って再び同じ順問題の伝達モデルを用いて逆に仮定信号源が物理体外表面上の前記測定点に及ぼすべき信号を計算し、この信号の計算値と測定値との関係を所定の演算により精度係数とよぶ評価関数として算出し、前記各仮定位置のうち精度係数が最大値のものを次のテンプル中心点とし、かつ、その精度係数値に基づいて、特定の学習方法を用いて決定される収縮率に収縮させたテンプルとしての再設定を行うジャンプ動作により信号源の真の位置に近づく絞り込みを行い、最大精度係数値が特定値に十分近づいたところまで前記ジャンプ動作を繰り返し、これによって物理領域内の真の信号源の位置,大きさ及び方向を推定することを特徴とする信号源の推定方法。

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