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J-GLOBAL ID：200903078700262582

石鹸の濃縮方法

Inventor： 池上 洋 ,  野村 聖次 ,  赤穴 太介 ,  弘中 恒夫
Applicant, Patent owner： 株式会社日立製作所 ,  日立テクノエンジニアリング株式会社
Agent (1)： 小川 勝男
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992338366
Publication number (International publication number)：1994184600
Application date： Dec. 18, 1992
Publication date： Jul. 05, 1994
Summary：

【要約】【目的】ニートソープを乾燥させて石鹸を製造する場合、遠心薄膜蒸発器を用いて固形石鹸の製造に最適な残留水分量と性状を得る。【構成】大気圧又は加圧下で遠心薄膜蒸発器1に原料を供給し、外部よりスチームで加熱濃縮する。そして、真空下のボトムタンク2内にフラッシュさせ、自己蒸発させる。【効果】濃縮を加圧下とフラッシュによる自己蒸発の2段階で行うため、遠心薄膜蒸発器の伝熱面積に対して処理量が多くなり、経済的である。また、自己蒸発で温度が下がるので濃縮物が固化した状態で得られ、石鹸製造に適した状態で保存が可能である。

Claim (excerpt)：

ニートソープを乾燥させて石鹸を製造する場合、最適な水分値まで水分を除去する方法において、大気圧又は加圧下の遠心薄膜蒸発器で水分の一部を加熱蒸発させて濃縮した後、溶液を後段に設置した真空容器内にフラッシュさせることにより自己蒸発させて更に水分を除去することを特徴とする石鹸の濃縮方法。