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J-GLOBAL ID:200903078728769992

高流速の電離粒子の位置の高分解能検出器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997514771
Publication number (International publication number):1999513530
Application date: Oct. 10, 1996
Publication date: Nov. 16, 1999
Summary:
【要約】本検出器は、転換ギャップ(C)と増幅ギャップ(A)とを形成する平面の電極(4、6、8)を含むガスチャンバー(2)を有する。電極の1つは多数の穴が開けられ、検出器の陰極(6)とさている。検出器の陰極と陽極(8)の間の距離は500μm以下である。増幅ギャップの電場強度は、転換ギャップの電場強度の10倍大きい。本検出器は粒子物理学、医学、生物学の分野に応用される。
Claim (excerpt):
電離粒子検出器であって、この検出器は、 ・ガスチャンバー(2)と、 ・チャンバー内第1、第2、第3の順序で配置され、互いに平行に保持された第1(4)、第2(6)、第3(8)の平面電極であって、この第1と第2の電極はこの中で該電離粒子が電子を発生させる転換ギャップ(C)を設定し、第2と第3の電極は、この中でこれら電子が電子なだれ過程によって増倍される増幅ギャップ(A)を設定し、第2の電極は穴(18)が開けられ、陰極(6)を形成し、第3の電極は陽極(8)を形成し、互いに電気的に絶縁された1組の分割陽極(14、29、14、19)からなる第1、第2、第3の平面電極と、 ・第1電極を第1電位に、陰極を第1電位より高い第2電位に、分割陽極(14、29、14、19)を第2電位より高い第3の電位に電圧を印加することのできる極性化手段であって、これら極性化手段は転換ギャップ(C)に電場(E1)を、そして増幅ギャップ(A)に電場(E2)を作り出すことができる極性化手段とを備え、 本検出器は、陰極(6)と陽極(8)の間の距離Dは500μm以下であり、増幅ギャップ(A)に作られた電場(E2)の強度の転換ギャップ(C)に作られた電場(E1)の強度に対する比率Rが10を越えることを特徴とする電離粒子検出器。
IPC (2):
H01J 47/02 ,  G01T 1/185
FI (2):
H01J 47/02 ,  G01T 1/185 C

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