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J-GLOBAL ID:200903078730211222

酸性雨複合サイクル腐食試験方法及びその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992090042
Publication number (International publication number):1993256761
Application date: Mar. 13, 1992
Publication date: Oct. 05, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 酸性雨の降雨状態、即ち初期のpHが低く(強酸性)で徐々にpHが高く(弱酸性)なり、又雨滴粒子の大きさも小から大に変化し、最終的に高pHかつ粗い雨滴粒子で降雨する状態を再現する噴霧試験を有する複合サイクル腐食試験方法と装置を提供する。【構成】 噴霧装置に約pH2の強疑似酸性雨溶液を供給し、これをa時間、0.5Kgf/cm2の噴霧圧力で微細粒子として噴霧し、続けて約pH5の弱疑似酸性雨溶液を供給し、噴霧装置内に残留している強疑似酸性雨溶液とこの弱疑似酸性雨溶液とを混合しながら、b1 時間0.5Kgf/cm2の噴霧圧力で噴霧し、強疑似酸性雨溶液を薄めてpHを徐々に高くし、最後に、b1 時間経過して噴霧装置内の疑似酸性雨溶液が弱疑似酸性雨溶液に入れ替わった後、b2 時間、1.2Kgf/cm2の噴霧圧力でより粗い粒子として噴霧する。
Claim (excerpt):
同一試験槽内で、噴霧、乾燥及び湿潤の各試験を所定の温度、時間及び任意の組み合わせで繰り返し行う複合サイクル腐食試験方法であって、最初に噴霧装置に強疑似酸性雨溶液(pH2〜4)を供給し、この強疑似酸性雨溶液を低圧搾空気(0.5〜0.8Kgf/cm2)を用いて微細粒子として噴霧し、所定時間経過後この強疑似酸性雨溶液の供給を停止し代わりに弱疑似酸性雨溶液(pH4〜5.5)を前記噴霧装置に供給し、噴霧に伴って徐々に強疑似酸性雨溶液から弱疑似酸性雨溶液に薄まるようにし、これを前記低圧搾空気で微細粒子として所定時間噴霧し、最後に所定時間経過後高圧搾空気(0.8〜2.0Kgf /cm2 )を用いて弱疑似酸性雨溶液の粗い粒子噴霧を行う一連の噴霧試験と、乾燥及び湿潤の各試験とを所定の温度、時間及び組み合わせで繰り返し行い、降雨初期の低いpH値から降雨時間の経過に伴って徐々にpH値が高くなる自然界の酸性雨の降雨状況を繰り返し再現することを特徴とする酸性雨複合サイクル腐食試験方法。

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