Pat
J-GLOBAL ID:200903078864603810

合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面粗さの調整方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 苫米地 正敏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992160192
Publication number (International publication number):1993331606
Application date: May. 27, 1992
Publication date: Dec. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の優れた耐パウダリング性を確保しつつ、共通のスキンパスロールによる圧延により鋼板の材質に拘りなく所定の表面粗度を得ること【構成】 異なる材質の鋼板を素板とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板を共通のスキンパスロールで圧延する製造プロセスにおいて、鋼板をAl濃度が低目のめっき浴において所定範囲の侵入板温でめっきすることにより、浴中でζ相を形成する合金化反応を積極的に起こすとともに、合金化処理を高周波誘導加熱炉で加熱炉出側の板温が495°C以下となるように実施し、且つ、上記侵入板温によりζ相の結晶粒径に大小の差を生じることを利用し、鋼板の材質に応じ上記浸入板温の範囲において軟質材では浸入板温を高めに、高張力材では浸入板温を低めに制御してめっきを行い、合金化処理後冷却された合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、その材質に応じた圧延荷重でスキンパス圧延する
Claim (excerpt):
異なる材質の鋼板を素板とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板を共通のスキンパスロールで圧延する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造プロセスにおいて、鋼板を溶融亜鉛めっきおよびこれに続く合金化処理する際、浴中Al量:0.05%以上、0.13%未満、鋼板のめっき浴中への侵入板温:475〜495°C、浴温度:470°C以下で、且つ、浴中Al量と侵入板温とが、 437.5×〔Al%〕+448≧T≧437.5×〔Al%〕+428但し、〔Al%〕:浴中Al量(%)T :侵入板温(°C)を満足する条件で溶融亜鉛めっきすることにより、浴中でζ相を形成する合金化反応を積極的に起こすとともに、合金化処理を高周波誘導加熱炉で加熱炉出側の板温が495°C以下となるように実施し、且つ、鋼板の材質に応じ上記浸入板温の範囲において軟質材では浸入板温を高めに、高張力材では浸入板温を低めに制御してめっきを行い、合金化処理後冷却された合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、その材質に応じた圧延荷重でスキンパス圧延することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面粗さの調整方法。
IPC (2):
C23C 2/06 ,  C23C 2/26

Return to Previous Page