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J-GLOBAL ID:200903078932597580

トルクコンバータ付自動変速機のロックアップ機構の故障診断装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 笹島 富二雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994015393
Publication number (International publication number):1995224931
Application date: Feb. 09, 1994
Publication date: Aug. 22, 1995
Summary:
【要約】【目的】加・減速運転を含む運転条件下における瞬間的なロックアップ機構の解除が要求通りに行なわれているか否かを高精度に診断可能にして、加・減速時等における燃費・排気組成・車両運転性等の悪化を最小に留める。【構成】ロックアップクラッチ19の解除時に、トルクコンバータ10の入力軸11と出力軸15との回転速度比、即ちスリップ率を学習し、その学習値aに応じて、即ち作動流体13の粘度の変化に応じて、故障診断の開始時間td、判定レベルaL を変化させる。これにより、従来のように、作動流体13の粘度が最大である場合を想定して故障診断の開始時期を大幅に遅らせる必要がないので、加・減速運転時における瞬間的なロックアップ機構の応答性不良の不具合が検出可能となるので、延いては燃費・排気組成・車両の運転性の悪化等を最小に留めることができる。
Claim (excerpt):
機関の出力軸に連結される車両用トルクコンバータ付自動変速機に備えられるトルクコンバータの入力軸とトルクコンバータの出力軸とを機械的に連結するロックアップ機構についての故障診断装置であって、トルクコンバータの入力軸の回転速度を検出する入力軸回転速度検出手段と、トルクコンバータの出力軸の回転速度を検出する出力軸回転速度検出手段と、トルクコンバータの入力軸回転速度と出力軸回転速度とに基づいてトルクコンバータのスリップ状態を検出するスリップ状態検出手段と、ロックアップ機構への解除指示後変化中の前記スリップ状態検出手段により検出されるトルクコンバータのスリップ状態に基づいてロックアップ機構の故障を診断する故障診断手段と、ロックアップ機構の解除時における所定の運転条件で、前記トルクコンバータのスリップ状態を学習するスリップ状態学習手段と、前記スリップ状態の学習結果に応じて前記故障診断手段の診断条件を修正する診断条件修正手段と、を備えたことを特徴とするトルクコンバータ付自動変速機のロックアップ機構の故障診断装置。
IPC (5):
F16H 61/14 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:46

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