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J-GLOBAL ID:200903079064445570
ヒートパイプ/パネルアセンブリを作動させる装置及び方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
岡部 正夫 (外13名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998542709
Publication number (International publication number):2000514749
Application date: Apr. 10, 1997
Publication date: Nov. 07, 2000
Summary:
【要約】機器パネルに取り付けられた機器を冷却するように無重力環境で作動可能なヒートパイプを備えた宇宙船の機器パネルは、上記ヒートパイプが垂直である場合には、上記ヒートパイプの中の二相作動流体が上記ヒートパイプの下部に溜まる傾向を有するために、地球の重力環境では作動することができない。この状態を解消するための装置及び方法は、赤外線ランプを用いている。これら赤外線ランプは、上記ヒートパイプの下部を加熱してその中の作動流体を蒸発させるように、取付けフレーム上で位置決めされている。これにより、上記ヒートパイプは、垂直方向の向きで方向決めされて重力の影響を受ける際に、熱を輸送するように作動することができるようになる。
Claim (excerpt):
パネルアセンブリを作動させる作動装置であって、 前記パネルアセンブリは、 熱エネルギを放射する第1の平坦面、及び、熱発生機器が取り付けられる第2の平坦面を有する、パネルと、 実質的に無重力環境で作動するようになされていてその内部に二相熱伝達流体を収容しており、前記熱発生機器を前記第1の平坦面に熱的に接続するように前記パネルに取り付けられている、複数の熱輸送パイプと、 前記パネルの前記第2の平坦面に取り付けられていると共に、前記複数の熱輸送パイプにそれぞれ熱的に接続されている複数の熱発生機器とを備えており、 当該作動装置は、 前記熱発生機器にそれぞれ熱的に接続された前記複数の熱輸送パイプが実質的に垂直方向の向きになるように、前記パネルアセンブリを略垂直方向の向きで取り付けるための手段を備えており、 これにより、前記熱輸送パイプの中の前記熱伝達流体は、重力の影響を受けて前記熱輸送パイプの下方端に溜まる傾向を有し、 当該作動装置は、また、 所定方向を向いた制御可能な大きさの赤外線エネルギ出力を各々有する複数の赤外線エネルギ源と、 前記複数の赤外線エネルギ源がそれぞれ取り付けられる複数の取付点を有しており、これら取付点は各々、前記複数の熱輸送パイプのそれぞれの下方端の位置に略対応する水平方向及び垂直方向位置に設けられており、前記各々の赤外線エネルギ源が、その前記所定方向が前記それぞれの熱輸送パイプの下方端の付近に赤外線エネルギを導くように方向決めされている、取付けフレームとを備えており、 これにより、前記赤外線エネルギ源から前記それぞれの熱輸送パイプの下方端に赤外線エネルギが搬送されるようになされており、 当該作動装置は、また、 前記赤外線エネルギ源の赤外線エネルギ出力を調節して、ある量の赤外線エネルギを前記複数の熱輸送パイプのそれぞれの下方端に与え、これにより、熱輸送パイプ内の前記熱伝達流体を蒸発させる手段を備えており、 これにより、前記熱輸送パイプは、前記熱発生機器から前記パネルアセンブリの第1の平坦面へ熱を輸送する還流モードで作動することができ、 当該作動装置は、更に、 冷却ガス源を備えており、この冷却ガス源は、前記パネルの第2の平坦面に設けられた前記熱発生機器の位置に対応する前記パネルの第1の平坦面の位置に対してある体積の冷却ガスを導く手段を含んでいること、を特徴とする作動装置。
IPC (2):
FI (2):
B64G 1/50 B
, F25D 9/00 D
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