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J-GLOBAL ID：200903079088039417

熱安定性の優れたビスフェノールAの製造方法

Inventor： 古川 俊彦 ,  佐倉 克彦 ,  松井 義昭 ,  丸山 利和 ,  守屋 信男 ,  須田 信幸 ,  下田 啓二 ,  野村 誠
Applicant, Patent owner： 新日鐵化学株式会社 ,  千代田化工建設株式会社
Agent (1)： 成瀬 勝夫 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992283478
Publication number (International publication number)：1994025045
Application date： Sep. 30, 1992
Publication date： Feb. 01, 1994
Summary：

【要約】【目的】 加熱したときの着色が少ない、熱安定性に優れたビスフェノ-ルAを得ることにある。【構成】 不純物を含むビスフェノ-ルAを、フェノ-ルの存在下又は不存在下、185〜220°Cの温度で、酸素ガスが存在しない雰囲気下で、5〜60分間熱処理したのち、フェノ-ルが不足するときはフェノ-ルを添加し、フェノ-ルに溶解させ、次いで、これを冷却してビスフェノ-ルAとフェノ-ルの付加物の結晶を析出させ、その後、付加物からフェノ-ルを分離除去して熱安定性が改良されたビスフェノ-ルAを製造する。【効果】 加熱したときの着色が少ない熱安定性に優れたビスフェノ-ルAを得ることできる。このビスフェノ-ルAは色相が優れるため、色相について要求の厳しいポリカ-ボネ-ト製造用原料等として有利に使用することができる。

Claim (excerpt)：

不純物を含むビスフェノ-ルAを、185〜220°Cの温度で、酸素ガスが存在しない雰囲気下で、5〜60分間熱処理したのち、フェノ-ルに溶解させ、次いでこれを冷却してビスフェノ-ルAとフェノ-ルの付加物の結晶を析出させ、その後、付加物からフェノ-ルを分離除去することを特徴とする熱安定性の優れたビスフェノ-ルAの製造方法。

IPC (2)：

C07C 39/16 ,  C07C 37/84