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J-GLOBAL ID：200903079159120652

船舶の減揺装置

Inventor： 牟田口 勝生
Applicant, Patent owner： 石川島播磨重工業株式会社
Agent (1)： 坂本 光雄
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996033145
Publication number (International publication number)：1997202293
Application date： Jan. 29, 1996
Publication date： Aug. 05, 1997
Summary：

【要約】【課題】 1台の装置で、船舶に発生するロール方向の揺れとピッチ方向の揺れに対処できるようにする。【解決手段】 船舶1上にターンテーブル12を設置する。中央部が下方へ膨らむように湾曲させた底板2を長手方向に有するケーシング9を、ターンテーブル12上に搭載し、底板2上に錘りを長手方向に移動自在に載置する。ターンテーブル12の旋回中心に対し90度ずれた位置に、ピン孔15aと15bを設け、船舶1側にロック穴17を設ける。ピン孔15aがロック穴17に一致する位置までターンテーブル12を旋回させてロックピン16を差し込むことにより、ケーシング9をロール方向に合わせることができ、ピン孔15bがロック穴17に一致する位置までターンテーブル12を旋回させてロックピン16を差し込むことにより、ケーシング9をピッチ方向に合わせることができる。

Claim (excerpt)：

船舶上に、ターンテーブルを旋回自在に搭載して、該ターンテーブル上に、中央部が下方へ膨らむように湾曲させた湾曲部材を長手方向に有するケーシングを設置し、該ケーシング内の湾曲部材上に、錘りを湾曲部材が延びる長手方向へ移動自在に載置し、且つ上記ケーシングの長手方向の向きを船舶のロール方向とピッチ方向の間で任意の方向に合わせるようにターンテーブルの旋回位置を固定するための位置決め機構を備えた構成を有することを特徴とする船舶の減揺装置。