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J-GLOBAL ID:200903079188373268
複合六チタン酸バリウム繊維の製造法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991231217
Publication number (International publication number):1993043236
Application date: Aug. 16, 1991
Publication date: Feb. 23, 1993
Summary:
【要約】【目的】 複合六チタン酸バリウム繊維を合成する新規な方法を提供する。【構成】 この合成法は、酸化チタン、酸化カリウム、酸化バリウム又は加熱によってこれらの酸化物を生成するチタン化合物、カリウム化合物、バリウム化合物をモル比でTiO2:K2O:BaO=1:0.1:0.1〜1:0.5:0.5の割合に混合し、この混合物とフラックスであるK2MoO4(又はK2OとMoO3の混合物)をモル百分率で20:80〜40:60の割合に混合し、900°C以上に加熱して溶融体を形成し、次いで700〜800°Cまで徐冷して層状構造の四チタン酸カリウム構造を主体とする繊維状物を合成し、次いで酸処理して層間のカリウムイオンの一部を抽出して、その組成を(K2_xBax)Ti6O13(x=0.5〜1.0)となし、これを1000°C以上溶融温度以下に加熱処理してトンネル構造とすることにより、複合六チタン酸バリウム(K2_xBax)Ti6O13繊維が得られる。耐熱性、断熱性、高誘電性、耐化学性に優れている繊維である。
Claim (excerpt):
酸化チタン、酸化カリウム、酸化バリウム又は加熱によってこれらの酸化物を生成するチタン化合物、カリウム化合物、バリウム化合物をモル比でTiO2:K2O:BaO=1:0.1:0.1〜1:0.5:0.5の割合に混合し、この混合物とフラックスであるK2MoO4(又はK2OとMoO3の混合物)をモル百分率で20:80〜40:60の割合に混合し、900°C以上に加熱して溶融体を形成し、次いで700〜800°Cまで徐冷して層状構造の四チタン酸カリウム構造を主体とする繊維状物を合成し、次いで酸処理して層間のカリウムイオンの一部を抽出して、その組成を(K2_xBax)Ti6O13(x=0.5〜1.0)となし、これを1000°C以上溶融温度以下に加熱処理してトンネル構造とすることを特徴とする複合六チタン酸バリウム(K2_xBax)Ti6O13繊維の製造法。
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