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J-GLOBAL ID:200903079243811318

Tリンパ球のインビトロ増殖の急速拡大方法(「REM」)

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996508988
Publication number (International publication number):1998507627
Application date: Aug. 31, 1995
Publication date: Jul. 28, 1998
Summary:
【要約】本発明は、多数のTリンパ球(細胞溶解性Tリンパ球およびヘルパーTリンパ球を含む)を急速に生成するための急速な拡大方法(REMと呼ぶ)を提供する。REMは、T細胞を、不釣り合いに高濃度の非分裂フィーダ細胞、好ましくは少なくとも40倍(標的T細胞の数と比較して)過剰、より好ましくは少なくとも約200倍過剰で存在するγ線照射末梢血単核細胞(PBMC)と共に培養する工程を包含する。REMの下で増殖した培養物は、劇的に増強された拡大速度を示す。この拡大速度は、本明細書中に記載のように、適切な濃度のさらなるフィーダ細胞、抗CD3モノクローナル抗体およびIL-2の使用によってなおさらに上昇し得る。500倍〜3000倍の範囲のクローン拡大は、約10〜13日間の1刺激周期の間に達成され得る。これは、現在用いられているヒトT細胞クローンの培養方法より100倍以上効率的である。遺伝子形質導入の効率もまた、REM拡大Tリンパ球を使用して増強された。ヒト骨髄移植レシピエントに関与するいくつかの実施例は、ヒトにおける養子免疫療法のためのREM拡大した抗原特異的細胞傷害性Tリンパ球の効果的な使用を示す。
Claim (excerpt):
インビトロで培養培地中において初期Tリンパ球集団を急速に拡大させる方法であって、以下の工程:初期Tリンパ球集団をインビトロで培養培地に添加する工程;不釣り合いに多数の非分裂末梢血単核細胞(PBMC)を、フィーダ細胞として該培養培地に添加し、得られる細胞集団が、拡大されるべき初期集団中にTリンパ球の各々について少なくとも約40個のPBMCフィーダ細胞を含むようにする工程;および該培養物をインキュベートする工程;を包含する、方法。
IPC (3):
C12N 15/09 ,  A61K 35/14 ,  C12N 5/10
FI (3):
C12N 15/00 A ,  A61K 35/14 Z ,  C12N 5/00 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特表平6-503719
  • 特表平6-504432
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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