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J-GLOBAL ID:200903079406204350

熱固定ポリエステル成形容器及びその製法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 郁男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992301352
Publication number (International publication number):1994143397
Application date: Nov. 11, 1992
Publication date: May. 24, 1994
Summary:
【要約】【目的】 ワンモールド法で、中空金型の温度を高温に維持し、ブロー延伸成形時の偏肉を防止しながら、高度の配向結晶性を有し且つ歪の緩和が行われている熱固定延伸ポリエステル成形容器を、高生産性を以て製造する方法と、高度の分子配向と高度の結晶性とのバランスのよい組み合わせを有しながら、延伸時の歪が有効に緩和されており、しかも厚みの均一性に優れている熱可塑性ポリエステル成形容器を提供する。【構成】 中空金型内の温度を125°C以上の温度に維持し、プリフォームを、下記式「数1」ND=L/L0で定義される自然延伸比(ND)が1.6以上となる温度に維持し、周方向最大延伸部における周方向の厚みの変化率が50%以下となるように高速延伸し、中空金型内の成形容器内に冷風を導入すると共に、周方向最大延伸部に重点的に冷風を吹き付け、次いで熱固定された成形容器を中空金型から取り出すことを特徴とする熱固定ポリエステル成形容器の製法。
Claim (excerpt):
高温に維持された中空金型内に予備加熱された熱可塑性ポリエステルのプリフォームを装着し、該プリフォームを周方向に膨張延伸させると共に、軸方向に引っ張り延伸させることからなる熱固定ポリエステル容器の製法において、中空金型内の温度を125°C以上の温度に維持し、該プリフォームを、下記式【数1】ND=L/L0式中、L0 は上記熱可塑性ポリエステルから成るJIS K 7113による試料を所定温度で引っ張り速度が500mm/minの速度で引っ張り試験したときの降伏点における歪量であり、Lは上記引っ張り試験において降伏点を過ぎた後降伏点応力と同じ応力に達したときの歪量である、で定義される自然延伸比(ND)が1.6以上となる温度に維持し、周方向最大延伸部における周方向の厚みの変化率が50%以下となるように高速延伸し、中空金型内の成形容器内に冷風を導入すると共に、周方向最大延伸部に重点的に冷風を吹き付け、次いで熱固定された成形容器を中空金型から取り出すことを特徴とする熱固定ポリエステル成形容器の製法。
IPC (5):
B29C 49/64 ,  B29C 49/08 ,  B65D 1/02 ,  B29K 67:00 ,  B29L 22:00

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