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J-GLOBAL ID:200903079465442892

焼結操業における排熱回収方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 潮谷 奈津夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994340498
Publication number (International publication number):1996189778
Application date: Dec. 28, 1994
Publication date: Jul. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】 焼結操業で発生する排ガスのEP集塵機による集塵性能の低下を防ぎ、かつ、排ガス顕熱を効率的に回収することができる操業方法を提供する。【構成】 連続的に移動する無端移動グレ-ト式焼結機1 のパレット6 内に焼結原料2 を供給し、点火後焼結原料2 の隙間を通して下方に吸引・焼成し、排ガスをEP23で処理し抽気する過程で、排ガス顕熱を回収する方法において、機長中央部のパレット6 において吸引される温度が低くかつダストのアルカリ濃度が高い排ガスを、温度が高くかつダストのアルカリ濃度が低い排ガスが発生する排鉱側近くのパレット6 上の焼結原料2 に循環させ供給することによって、機長方向中央部のパレット6 で吸引される排ガス中ダストのアルカリ濃度よりも低下したアルカリ濃度のダストを含む排ガスを、排鉱側近くのパレット6 において吸引し、この排ガスの顕熱を回収し、そして、EP集塵機23を経由して排気する。
Claim (excerpt):
連続的に移動する無端移動グレ-ト式焼結機のパレット内に焼結原料を供給し、前記焼結原料の表面に点火すると共に、前記焼結原料の焼成過程で発生する排ガスをパレットの下部に設けられた複数個のウインドボックスを通して、前記焼結原料の隙間を通して下方に向けて吸引し、前記焼結原料を焼成し、そして、吸引された前記排ガスを前記複数個のウインドボックスに連通した主排風管の途中に設けられたEP集塵機を経由して抽気する過程において前記排ガスの顕熱を回収する方法において、前記焼結機の機長方向中央部のパレットにおいて吸引される温度が低くかつダストのアルカリ濃度が高い前記排ガスを、温度が高くかつダストのアルカリ濃度が低い前記排ガスが発生する前記焼結機の排鉱側近くのパレット上の前記焼結原料に循環させ供給することによって、前記機長方向中央部のパレットで吸引される前記排ガス中ダストのアルカリ濃度よりも低下したアルカリ濃度のダストを含む排ガスを、前記排鉱側近くのパレットにおいて吸引し、次いで、この排ガスの顕熱を回収し、そして、前記EP集塵機を経由して排気することを特徴とする焼結機操業における排熱回収方法。

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