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J-GLOBAL ID:200903079530806511
微生物研究室での診断のための臨床検体からの共通の細菌性及び真菌性病原体並びに関連する抗生物質耐性遺伝子を迅速に検出及び同定するための種特異的、属特異的及び普遍的プローブ及びプライマー
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
石田 敬 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998520907
Publication number (International publication number):2001504330
Application date: Nov. 04, 1997
Publication date: Apr. 03, 2001
Summary:
【要約】(i)試験サンプル中の、任意の細菌、(ii)エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、リステリア・モノサイトゲネス(Lister monocytogenes)、ナイセリア・メニンギチティス(Neisseria meningitidis)、スタフィロコッカス・サプロフィテカス(Staphylococcus saprophyficus)、ストレプトコッカス・アガラクチア(Streptococcus agalactiae)及びキャンディダ・アルビカンス(Candida albicans)の種、並びに、(iii)エンテロコッカス(Enterococcus)、ナイセリア(Neisseria)、スタフィロコッカス(Staphylococcus)、ストレプトコッカス(Streptococcus)及びキャンディダ(Candida)の属からのDNAを検出し、同定し及び定量するために増幅プライマー又はプローブを用いる、DNAに基く方法が開示される。試験サンプル中の、blatem,blashv,blarobb,blaoxa,blaZ,andB,aacC1,aacC2,aacC3,aac6'-IIa,aacAA,aub(6'),vanA,vanB,vanC,msrA,satA,aac(6')-aph(2''),vat,vga,ermA,cirmB,ermC,mecA,int及びsulから成る群から選択された抗生物質耐性遺伝子を検出し、同定、及び定量するために増幅プライマー又はプローブを用いる、DNAに基く方法も開示される。上記の微生物種、属及び耐性遺伝子はすべて臨床的に意味のあるものであり、種々の臨床検体中に一般に遭遇されるものである。これらのDNAに基く測定は迅速であり、正確であり、日常的診断のために臨床微生物研究室で使用され得る。これらの新規な診断手段は、微生物感染の診断のスピード及び正確さの向上のために有用であり、これによりさらに効果的な治療を可能にする。(i)細菌のユニバーサル検出及び定量、及び/又は(iii)上記の細菌及び/又は真菌の種及び/又は属の検出、同定及び定量、及び/又は(iii)上記抗生物質耐性遺伝子の検出、同定及び定量、のための診断キットも開示される。
Claim (excerpt):
核酸の存在又は量を決定するために特異的、普遍的及び高感度のプローブ及び/又は増幅プライマーを使用する方法であって、 前記核酸が、blatem,blashv,blarob,blaoxa,blaZ,andB,aacC1,aacC2,aacC3,aac6'-IIa,aacAA,aub(6'),vanA,vanB,vanC,msrA,satA,aac(6')-aph(2''),vat,vga,ermA,ermB,ermC,mecA,int及びsulから成る群から選択された抗生物質耐性遺伝子からのもの、並びにエンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)、ナイセリア・メニンギチティス(Neisseria meningitidis)、スタフィロコッカス・サプロフィテカス(Staphylococcus saprophyficus)、ストレプトコッカス・アガラクチア(Streptococcus agalactiae)、キャンディダ・アルビカンス(Candida albicans)、エンテロコッカス・スペーシス(Enterococcus species)、ナイセリア・スペーシス(Neisseria species)、スタフィロコッカス・スペーシス(Staphylococcus species)、ストレプトコッカス・スペーシス(Streptococcus species)及びキャンディダ・スペーシス(Candida species)から成る群から選択された特定の細菌又は真菌種からのものであって、前記細菌種及び/又は真菌種を含有すると疑がわれるサンプル中に存在するものであり、 ここで、前記核酸もしくはその変形体又はその部が、前記プローブ又はプライマーとハイブリダイズすることができる選択された標的領域を含んでなり、 前記方法が、前記サンプルを前記プローブ又はプライマーに接触せしめ、そして前記特定の細菌及び/又は真菌種並びに細菌抗生物質耐性遺伝子の存在及び/又は量を示すものとしてのハイブリダイズしたプローブ又は増幅された生成物の存在及び/又は量を検出する、段階を含んである方法。
IPC (7):
C12N 15/09 ZNA
, C12N 1/21
, C12Q 1/68
, C12R 1:01
, C12R 1:46
, C12R 1:44
, C12R 1:72
FI (3):
C12N 15/00 ZNA A
, C12N 1/21
, C12Q 1/68 A
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
-
J. Bacteriol., 1989, Vol.171, No.1, pp.581-584
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Molecular and Cellular Probes, 1996, Vol.10, pp.7-14
-
J. Clin. Microbiol., 1993, Vol.31, No.5, pp.1088-1094
-
遺伝子増幅PCR法-基礎と新しい展開-, 1990, pp.207-213
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