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J-GLOBAL ID:200903079558796341

内燃機関の窒素酸化物浄化装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 祥泰
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995174521
Publication number (International publication number):1997004437
Application date: Jun. 15, 1995
Publication date: Jan. 07, 1997
Summary:
【要約】【目的】 HC添加量をきめ細かく制御する高浄化率の窒素酸化物浄化装置の提供。【構成】 排気中に炭化水素の増量剤を添加するHC増量手段12と,これを制御する制御手段20とを有する窒素酸化物の浄化装置1である。制御手段20は,増量剤の量を第1次算出する第1次HC算出部21と,増量剤の1次算出量を補正し最終算出量を決める最終HC算出部22とを有し,第1次HC算出部21は,排ガス状態判定手段と触媒床温度推定手段とから増量剤の量を一次算出する。最終HC算出部22は,触媒床のHC吸着速度推定手段と,HC脱離速度推定手段と,触媒床での炭化水素吸着割合を推定する吸着割合推定手段とを有し,これらに基づいて増量剤の添加量を変化させる。
Claim (excerpt):
内燃機関の排気通路に介装され,内燃機関から排出された窒素酸化物を還元浄化する窒素酸化物の浄化装置であって,この浄化装置は,酸素過剰雰囲気下において窒素酸化物を浄化する触媒装置と,排気中の炭化水素を増量するために排気中に燃料等の増量剤を添加するHC増量手段と,このHC増量手段を制御する制御手段とを有しており,上記制御手段は,通常の平均的運転状態において平均的に窒素酸化物を良好に浄化する炭化水素又は増量剤の量を算出する第1次HC算出部と,刻々と変化する触媒床の温度や触媒床の炭化水素吸着量等に基づいて上記第1次算出量を補正する最終HC算出部とを有しており,上記第1次HC算出部は,排気ガスの温度,浄化反応ガスの流量等を判定する排ガス状態判定手段と,触媒床の温度を推定する触媒床温度推定手段とを有しており,この両手段の出力に基づいて目標炭化水素又は増量剤の量を一次算定し,一方,上記最終HC算出部は,触媒床における炭化水素吸着速度を推定するHC吸着速度推定手段と,触媒床における炭化水素脱離速度を推定するHC脱離速度推定手段と,触媒床における炭化水素吸着サイトの占有割合を推定する吸着割合推定手段とを有しており,この三つの推定手段及び前記触媒床温度推定手段の出力に基づいて,上記一次算定量を補正して最適な炭化水素の量又は添加する増量剤の量を最終算定し,この最終算定値に基づいて上記HC増量手段を操作することを特徴とする内燃機関の窒素酸化物浄化装置。
IPC (3):
F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/18 ZAB
FI (3):
F01N 3/08 ZAB G ,  F01N 3/08 ZAB A ,  F01N 3/18 ZAB B

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