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J-GLOBAL ID:200903079746950838
ビニール温床の換気装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
大浜 博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996254660
Publication number (International publication number):1998098952
Application date: Sep. 26, 1996
Publication date: Apr. 21, 1998
Summary:
【要約】【課題】 ビニール温床の換気を安価な構成により自動的に行うことで作業者の労働条件の改善と温床内の温度管理の適正化とを図る。【解決手段】 作物生育空間A内の上記ビニール温床Zの長手方向において隣接する一対の支持骨部材1,1間に所定の軸方向長さをもつ引上部材10を配置するとともに、上記引上部材10を、展伸形態をもち上記ビニールシート2の側縁部2bの上記圃場面Gへの接地状態を保持する低温時形態と、渦巻形態をもち上記ビニールシート2の側縁部2bを上記圃場面Gから上方へ巻き上げて上記ビニール温床Zの側部に通気開口部4を形成する高温時形態とを記憶し、上記作物生育空間Aの温度に応じてその記憶形態を再現する如く構成する。かかる構成により、上記通気開口部4の形成による作物生育空間Aの換気と、該通気開口部4の閉塞による作物生育空間Aの保温とが、上記引上部材10により温床内温度に応じて自動的に行われる。
Claim (excerpt):
弧状に湾曲形成された複数本の支持骨部材(1)を圃場面(G)上に所定間隔で立設するとともに、これら各支持骨部材(1)間に跨がってその上面側から該各支持骨部材(1)の露出部分の全域を覆う如くビニールシート(2)を被せて上記圃場面(G)と上記ビニールシート(2)の内面とで囲繞されたトンネル状の作物生育空間(A)を形成してなるビニール温床(Z)において、上記作物生育空間(A)内の上記ビニール温床(Z)の長手方向において隣接する一対の上記支持骨部材(1),(1)間に所定の軸方向長さをもつ引上部材(10)を配置するとともに、上記引上部材(10)を、展伸形態をもち上記ビニールシート(2)の側縁部(2b)の上記圃場面(G)への接地状態を保持する低温時形態と、渦巻形態をもち上記ビニールシート(2)の側縁部(2b)を上記圃場面(G)から上方へ巻き上げて上記ビニール温床(Z)の側部に通気開口部(4)を形成する高温時形態とを記憶し、上記作物生育空間(A)の温度に応じてその記憶形態を再現する如く構成したことを特徴とするビニール温床の換気装置。
Patent cited by the Patent:
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