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J-GLOBAL ID：200903080517987629

耐表面損傷・高寿命レール

Inventor： 上田 正治 ,  内野 耕一 ,  影山 英明 ,  杉野 和男
Applicant, Patent owner： 新日本製鐵株式会社
Agent (1)： 田村 弘明 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991347161
Publication number (International publication number)：1994017135
Application date： Dec. 27, 1991
Publication date： Jan. 25, 1994
Summary：

【要約】【目的】 レール頭表面でのころがり疲労損傷の発生を防止し、かつ、レールの高寿命化を図ることを目的とする。【構成】 レール軸断面において、レール頭表部およびレール頭側部にレール外郭表面より2mm〜15mmの深さでHv硬度が370以上のベイナイト組織を呈した材料で被覆し、その他の部分をパーライト組織を呈した材料からなる二層組織を特徴とした耐表面損傷・高寿命レール。【効果】 本発明レールは、従来レールと比較して、レール頭表面およびレール頭側部の耐ころがり疲労損傷特性に優れ、かつ、レール頭表面での耐摩耗性も確保し、レール寿命が大きく向上した。さらに、レールの電気比抵抗値も普通レールと同等にすることが可能となり、電気電導性も確保した。

Claim (excerpt)：

レール軸断面において少なくともレールの頭表面部および頭側表面部はレール外郭表面より2mm〜15mmの深さまでHv硬度が370以上のベイナイト組織を呈し、その他の部分はパーライト組織を呈した二層組織からなることを特徴とする耐表面損傷・高寿命レール。