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J-GLOBAL ID:200903080546413500

微細金属繊維の製造方法及び該繊維を用いた導電性塗料

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須田 正義
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996197269
Publication number (International publication number):1998046382
Application date: Jul. 26, 1996
Publication date: Feb. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 極めて微細な金属繊維を得て、これを導電性フィラーに用いて良好な電磁波遮蔽性、電波反射性、透明性等を有する塗膜を作る導電性塗料を得る。【解決手段】 アルミニウム材10を酸化して表面に微細孔12を有する多孔質酸化皮膜11を形成し、皮膜11をめっき処理して微細孔に金属13aを充填しかつ皮膜表面をめっき膜13bで被覆し、皮膜11を溶解して繊維状の金属13aがめっき膜13bに林立した剣山状の析出物13をアルミニウム材10から分離し、析出物13の金属13aの林立側に硬化液を流し込んで硬化させて硬化膜14を形成し、硬化膜を析出物13から剥離して微細孔16のあいた皮膜11のレプリカ15を作製して導電板19に貼り付け、導電板をめっき処理してレプリカの微細孔に金属17を充填した後、レプリカを溶解してその溶液中に微細金属繊維18を分散し、レプリカの溶液中の微細金属繊維を固液分離して得る。
Claim (excerpt):
アルミニウム材(10)を陽極酸化してその表面に微細孔(12)を有する多孔質酸化皮膜(11)を形成し、前記酸化皮膜(11)を無電解めっき処理又は電気めっき処理してその微細孔(12)に第1金属(13a)を充填するとともに前記酸化皮膜(11)の表面をめっき膜(13b)で被覆し、前記めっき処理した酸化皮膜(11)を溶解して繊維状の第1金属(13a)が前記めっき膜(13b)に林立した剣山状の析出物(13)を前記アルミニウム材(10)から分離し、前記分離した析出物(13)の繊維状の第1金属(13a)が林立した側に硬化液を流し込み、前記硬化液を硬化させて硬化膜(14)を形成し、前記硬化膜(14)を前記析出物(13)から剥離して微細孔(16)のあいた前記酸化皮膜(11)のレプリカ(15)を作製し、前記レプリカ(15)を導電板(19)に貼り付け、前記導電板(19)を無電解めっき処理又は電気めっき処理することにより前記レプリカ(15)の微細孔(16)に第2金属(17)を充填し、前記レプリカ(15)を溶解してその溶液中に微細金属繊維(18)を分散し、前記レプリカ(15)の溶液中の微細金属繊維(18)を固液分離して得る微細金属繊維の製造方法。
IPC (5):
C25D 1/04 ,  C09D 5/24 PQW ,  H01B 1/00 ,  H01B 1/22 ,  H05K 9/00
FI (5):
C25D 1/04 ,  C09D 5/24 PQW ,  H01B 1/00 A ,  H01B 1/22 A ,  H05K 9/00 V

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