Pat
J-GLOBAL ID:200903080715044772
生菌と死菌の連続定量方法とその装置
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995112719
Publication number (International publication number):1996304402
Application date: May. 11, 1995
Publication date: Nov. 22, 1996
Summary:
【要約】【目的】生菌と死菌を区別して連続的かつ自動的に定量測定する。【構成】生菌を計数するためのATP測定が、総菌計数のためのDNAの測定に生化学的に影響を及ぼさないこと、およびDNAの化学的安定性からDNA法による菌の検出が生菌と死菌の両方を対象とすることに着眼して、生菌と死菌の分別計数を可能としたものであり、細菌に含まれるATPを生物発光反応を利用して検出、定量し、ATPの量または発光基点の数から生菌数を算出するATP法と、同じく細菌に含まれる遺伝子物質DNAを免疫反応と化学発光法を利用して検出、定量し、DNAの量または発光基点から総菌数(生菌+死菌)を計数するDNA法とを組み合わせて、生菌と死菌の両方を同一試料で計測し、これを自動的に行なう装置として、高感度撮像手段と菌体を捕捉した膜面との相互位置の関係を考慮した装置を作製した。
Claim (excerpt):
あらかじめ一定量の試料を膜で濾過し捕捉した細菌を膜上で溶菌処理を施し、細胞内部のアデノシン-5′-3リン酸(以下、ATP)と反応して発光する酵素と基質の混合溶液を添加して、高感度撮像手段によりその発光量を2次元的に計測することにより生菌数を計算し、次いで、ATP測定に用いた試薬を洗浄して膜面から除去し、この膜を前記と異なる第2の溶菌剤を用いて溶菌処理して細菌内部のデオキシリボ核酸(以下、DNA)を抽出して残存溶菌剤を洗浄した後ブロッキング処理を施し、DNAと特異的に結合する発光酵素修飾抗体を添加し反応させ、残存する発光酵素修飾抗体を洗浄し、さらに抗体に修飾した発光酵素の基質を膜上に添加し反応させ、これを前記高感度撮像手段を用いて発光量を2次元的に計測することによりDNAの定量を行ない、生菌と死菌を合わせた総菌数を計算し、この総菌数から前記の生菌数を減算して死菌数を得ることを特徴とする生菌と死菌の連続定量方法。
IPC (4):
G01N 33/566
, C12Q 1/06
, C12Q 1/68
, G01N 21/77
FI (4):
G01N 33/566
, C12Q 1/06
, C12Q 1/68 Z
, G01N 21/77 D
Return to Previous Page