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J-GLOBAL ID:200903080754423373

流出油の回収装置および回収方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992137244
Publication number (International publication number):1993329476
Application date: May. 28, 1992
Publication date: Dec. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】 流出油を迅速かつ効率的に処理するとともに、回収した流出油の再利用を可能とする。【構成】 河川Rに一次油回収器1の回収器本体11を浮かべて流出油を油水OWとして一次回収する。この油水OWは、開口部22を有する隔壁21によって水平方向に複数の槽に分割された油浮上槽2に供給され、その油分Oが各槽の表面に浮上する。この油分Oを二次油回収器3によって回収して、開口穴41を有する隔壁42によって垂直方向に複数の槽に分割された油水分離槽4の最下槽4Aに供給すると、油分Oは最上槽4Cに分離・抽出されて堰壁44から溢流するので、これを油回収槽5に回収して再利用に供する。一方、油浮上槽2において油分Oが分離された排水Wは、油吸着槽6および精密ろ過装置7に送られて残存する油分が吸着・ろ過された後、河川Rに排出される。
Claim (excerpt):
河川等に流出して該河川等の表面に浮遊する流出油を回収するための流出油の回収装置であって、上記河川等の表面に浮上可能なフロートと、このフロートに支持されて上記河川等の表面近傍に開口可能な回収口を備えた回収管と、この回収管に連結される回収ポンプとを有する一次油回収器と、下端部が開口した隔壁によって水平方向に複数の槽に分割され、上記一次油回収器によって回収された油水が供給される油浮上槽と、この油浮上槽に保持された上記油水の表面に浮上可能なフロートと、このフロートに支持されて上記油水の表面近傍に開口可能な回収口を備えた回収管と、この回収管に連結される回収ポンプとを有する二次油回収器と、部分的に開口した隔壁によって垂直方向に複数の槽に分割され、上記二次油回収器によって回収された油水が供給される油水分離槽と、この油水分離槽の最上槽に浮上して該最上槽より溢流する上記流出油を保持する油回収槽と、上記油浮上槽に連通して、内部に油吸着材が充填された油吸着槽と、この油吸着槽に連通して、該油吸着槽からの排水に混入する油分を回収する精密ろ過装置とを具備して成る流出油の回収装置。
IPC (5):
C02F 1/40 ,  B01D 17/022 ,  B01D 61/14 500 ,  C02F 1/44 ,  C02F 9/00

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