Pat

J-GLOBAL ID：200903080902166431

塩基性硫酸第二鉄溶液の製造法

Inventor： 山田 慶太 ,  佐久間 幸雄
Applicant, Patent owner： アサカ理研工業株式会社
Agent (1)： 水野 博文
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994188624
Publication number (International publication number)：1996048526
Application date： Aug. 10, 1994
Publication date： Feb. 20, 1996
Summary：

【要約】【目的】安価な酸化剤を用いて、短時間で効率よく、かつ簡易小型の設備でも充分に対応することができる塩基性硫酸第二鉄溶液の製造法。【構成】先ず硫酸第一鉄1モル当たり0.5モル未満となる量の硫酸と、酸化剤としてチッソ酸化物とを混合して調整した混合溶液を製造する。次に、この混合溶液を攪拌させながら硫酸第一鉄を少量づつ添加して行く。この添加においては、混合溶液に酸化電位計を設置し、この電位計の電位をある値より低下させないように監視しながら少量づつ行う。さらに攪拌する事により反応が瞬時に、かつ定量的に進み、酸化剤の無駄を省くことができる。このとき、酸化還元電位は一時的には低下するが、二価鉄が酸化剤と瞬時に反応して三価鉄に変化するため、その電位は再び元の電位付近まで上昇し、完全に酸化反応が終了した。

Claim (excerpt)：

硫酸第一鉄1モル当たり0.5モル未満となる量の硫酸と、酸化剤とを調整混合し、当該混合溶液に硫酸第一鉄を加えて攪拌し、硫酸第一鉄を酸化することを特徴とする塩基性硫酸第二鉄溶液の製造法。

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (2)

• 特公昭51-017516
  
• 特開昭50-106897