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J-GLOBAL ID:200903080914134993

超迅速超高感度測定法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 庄司 隆
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002132007
Publication number (International publication number):2003107089
Application date: May. 07, 2002
Publication date: Apr. 09, 2003
Summary:
【要約】【課題】被検物質を測定する測定法を超迅速化、超高感度化、低コスト化すること。【課題を解決するための手段】大表面積固相を使用すること、高濃度の特異結合物質(修飾あるいは標識された特異結合物質を含む)を使用すること、被検物質とその特異結合物質との複合体を、より迅速に、しかもより完全に固相から溶出できるような結合を使用すること、固相の洗浄回数を少なくすること、複数の被検物質のために使用する固相の種類を最小限にすること、及び固相とインキュベートした発光用試薬溶液の発光強度を固相を除去した後に測定すること等を各単独又は組み合わせて、課題を解決する。
Claim (excerpt):
以下の(1)〜(5)に記載の少なくとも1の方法を用いて実施する、以下に記載のA工程、B工程およびC工程の3つの工程により被検物質を測定する非競合的転移測定法。A工程:被検物質とその特異結合物質(修飾あるいは標識された特異結合物質を含む)との複合体を固相(第一固相)上に形成させる工程、B工程:A工程で第一固相上に形成させた該複合体を溶出して別の固相(第二固相)に移しかえる工程、C工程:B工程で第二固相に移しかえた該複合体を測定する工程、(1)上記A、Bのうち1あるいは2つの工程において、被検物質あるいは被検物質とその特異結合物質(修飾あるいは標識された特異結合物質を含む)との複合体をトラップするための結合物質を不溶化した固相と、被検物質あるいは該複合体とのインキュベーション時間を3分間とした際に、トラップされる被検物質あるいは該複合体の量が、該インキュベーション時間を充分長くした際にトラップされる被検物質あるいは該複合体の最大量を100%としたときの60%以上となるような大きさの表面積をもつ少なくとも1つの小粒子状固相あるいは微小粒子状固相を使用する方法。(2)被検物質にその特異結合物質(修飾あるいは標識された特異結合物質を含む)を結合させるためのインキュベーション時間を3分間とした際に形成される両者の複合体の量が、該インキュベーション時間を充分長くした際に形成される該複合体の最大量を100%としたときの60%以上となるような特異結合物質(修飾あるいは標識された特異結合物質を含む)の少なくとも1つの濃度を使用する方法。(3)A工程において、被検物質とその特異結合物質(修飾あるいは標識された特異結合物質を含む)との複合体を形成させた後、該複合体を溶出するB工程をはじめる前の第一固相の洗浄(以下第一固相の洗浄と記載)を1回実施し、かつB工程において該複合体をトラップした後C工程をはじめる前の第二固相の洗浄(以下第二固相の洗浄と記載)を1回実施する方法、あるいは第一固相の洗浄を2回実施し、かつ第二固相の洗浄を1回実施するかあるいは、第二固相の洗浄を実施しない方法。(4)複数の被検物質の測定のために、測定の時と場所とを問わず、同一の第一固相および同一の第二固相を使用する方法。(5)A工程の一部あるいはすべてにおいて、希釈が100倍以下の全血が存在する状態で該複合体を第一固相上に形成させる方法。
IPC (4):
G01N 33/543 515 ,  G01N 33/543 575 ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/577
FI (4):
G01N 33/543 515 A ,  G01N 33/543 575 ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/577 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 特開平1-254868
  • 特開平1-254868
  • 特開平1-254868
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Article cited by the Patent:
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