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J-GLOBAL ID:200903080933932078
燃料電池排熱利用システムとその制御方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
志賀 富士弥
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992104127
Publication number (International publication number):1993299107
Application date: Apr. 23, 1992
Publication date: Nov. 12, 1993
Summary:
【要約】【目的】 一重二重効用併用吸収式冷凍機で燃料電池の排熱を利用するシステムにおいて、冷却設備の冗長設置を回避すると共に冷凍能力の制御性を改善する。【構成】 吸収式冷凍機101の凝縮器9から蒸発器11へ導かれる冷媒を、蒸発器11へ負荷から戻る冷水の戻り温度を元に吸収器10へバイパス制御する。これにより、負荷が冷凍能力より小さい場合に、燃料電池本体1の冷却水系の水蒸気分離器2から回収した高温再生器7への駆動熱源の入熱制御を行なうことなく、応答性良く、冷凍能力を制御する。燃料電池100で必要な凝縮水の回収は、燃料電池排ガス系から低温再生器8の駆動のため低温側排熱を回収する低温側排熱回収用熱交換器6で行うとともに、必要十分な凝縮水量が得られるよう、排ガス系には凝縮水回収用熱交換器5設け、それに通す冷却水を吸収式冷凍機冷却水回路より分流する。これらにより、冷却設備の冗長設置を回避する。
Claim (excerpt):
燃料電池本体の冷却水系に設けた水蒸気分離器から該燃料電池本体で発生した高温側排熱を水蒸気として回収して吸収式冷凍機の高温再生器に供給し、さらに燃料電池の排ガス系に設けた低温側排熱回収用熱交換器により排ガスから低温側排熱を回収して該吸収式冷凍機の低温再生器に供給し、該高温側排熱,該低温側排熱により該高温再生器,該低温再生器,凝縮器,蒸発器,吸収器および該凝縮器,該吸収器を冷却する吸収式冷凍機冷却回路で構成される前記吸収式冷凍機の吸収冷凍サイクルを駆動して冷熱を得る燃料電池排熱利用システムにおいて、前記凝縮器で凝縮し前記蒸発器に送られる冷媒の一部を前記吸収器または前記高温再生器または前記低温再生器のいずれかにバイパスする冷媒バイパス回路と、この冷媒バイパス回路へ分流される該冷媒流量を調節する冷媒流量調節手段と、前記蒸発器へ導かれる熱搬送媒体の入口温度を測定する温度センサーと、この温度センサーで検出した温度をもとに前記冷媒流量調節手段に冷凍能力を制御するための操作信号を送信する制御装置とを具備するとともに、前記燃料電池の排ガス中に含まれる水蒸気を凝縮させる凝縮水回収用熱交換器と、この凝縮水回収用熱交換器への冷却媒体を前記吸収式冷凍機冷却回路より分岐しその冷却媒体量を調節する冷却媒体流量調節手段と、前記低温側排熱回収用熱交換器の凝縮水および前記凝縮水回収用熱交換器の凝縮水を溜め必要な箇所へ供給する凝縮水タンクと、該凝縮水タンク内の液面高さを検出する液面センサーと、この液面センサーからの検出信号を受けて該冷却媒体流量調節手段に該凝縮水量を所定量に保つための操作信号を送信する制御装置とを具備することを特徴とする燃料電池排熱利用システム。
IPC (3):
H01M 8/04
, F25B 27/02
, H01M 8/00
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