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J-GLOBAL ID:200903080957391396

グルタルアルデヒド固定化した生体補綴物におけるカルシウム沈着を軽減しそして耐久性を改善するための方法、およびこの方法によって製造される人工物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998508794
Publication number (International publication number):2000516489
Application date: Jun. 19, 1997
Publication date: Dec. 12, 2000
Summary:
【要約】その後のカルシウム沈着の傾向を軽減させるためおよび耐久性を改善するためにグルタルアルデヒド固定化したコラーゲン性組織を処理する方法。採取されそしてグルタルアルデヒドによって架橋されているコラーゲン性組織は、コラーゲン運指の遊離のカルボキシル(COOH)基を活性化カルボキシル部分(例えば、o-アシルイソウレア)に変換するために、カルボキシル活性剤に曝される。その後、コラーゲン性組織は、非カルボキシル側鎖を形成するために、活性化カルボキシル部分(例えば、o-アシルイソウレア)と反応し得る化合物に曝される。単官能性および多官能性アミンは、このような非カルボキシル側鎖を形成するための活性化カルボキシル部分と反応するために利用され得る化合物の例である。その後、コラーゲン性組織は、グルタルアルデヒドに再度曝される。非カルボキシル側鎖が官能性アミノ基(NH2)を有するならば、このようなグルタルアルデヒドへのさらなる曝露は、コラーゲン分子のさらなるグルタルアルデヒド架橋および耐久性の結果としての改善を生じる。
Claim (excerpt):
カルシウム沈着の軽減した傾向を有するグルタルアルデヒド固定化したコラーゲン性生体補綴物を調製する方法であって、 a)コラーゲン性組織を提供する工程; b)該組織内のコラーゲン分子間にグルタルアルデヒド架橋を形成させるために該組織をグルタルアルデヒドと接触させる工程; c)該組織のコラーゲン分子上に存在する少なくともいくつかのカルボキシル基をアミノ基と反応し得る活性化カルボキシル基に変換し得るカルボキシルアクチベーター化合物と、該グルタルアルデヒド架橋された組織とを、接触させる工程; d)該コラーゲン分子上に非カルボキシル側鎖を形成させるために、活性化カルボキシル部分と反応する化合物と、該組織とを接触させる工程;および、その後; e)該組織をグルタルアルデヒドと再度接触させる工程、を包含する、方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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