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J-GLOBAL ID:200903081067545015
亜鉛系メッキ鋼板の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
潮谷 奈津夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996183756
Publication number (International publication number):1998025596
Application date: Jul. 12, 1996
Publication date: Jan. 27, 1998
Summary:
【要約】【課題】 亜鉛系メッキ鋼板の表面に、プレス金型との摺動抵抗が小さく、融点が高く、かつ良好な接着性および化成処理性を示す電解処理皮膜を形成する。【解決手段】 硫酸Ni、硫酸第1Fe、硫酸第2Feおよび硫酸Znを含有するメッキ液中で亜鉛系メッキ鋼板を陰極にして電解することにより上記亜鉛系メッキ鋼板のメッキ層の表面に皮膜を形成する方法において下記条件を満たすこと。Ni2+、Fe2+、Fe3+およびZn2+の合計濃度が0.3〜2.0mol/l 、(Fe3+のモル濃度)/(Fe2++Fe3+のモル濃度)の値が0.5〜1.0未満で、且つpHが1.0〜2.0の水溶液中で電解を行なう。かくして表面にFe-Ni-Zn-O系皮膜を形成する。望ましくは、亜鉛系メッキ鋼板のメッキ層が、Fe7〜15wt.%の合金化溶融亜鉛メッキ層、電気亜鉛メッキ層または溶融亜鉛メッキ層のいずれかであること。
Claim (excerpt):
硫酸ニッケル、硫酸第1鉄、硫酸第2鉄および硫酸亜鉛を含有するメッキ液中で亜鉛系メッキ鋼板を陰極にして電解することにより前記亜鉛系メッキ鋼板のメッキ層の表面に皮膜を形成することからなる亜鉛系メッキ鋼板の製造方法において、Ni2+、Fe2+、Fe3+およびZn2+イオンの合計濃度が0.3mol/l 以上2.0mol/l 以下の範囲内にあって、更に前記Fe2+およびFe3+の濃度の和(mol/l)に対する前記Fe3+の濃度(mol/l)の比率が、0.5以上1.0未満の範囲内にあり、且つ、pHが1.0以上2.0以下の範囲内にある前記メッキ液中で前記電解を行なうことによりFe-Ni-Zn-O系皮膜を形成することを特徴とする亜鉛系メッキ鋼板の製造方法。
IPC (6):
C25D 3/56
, C23C 2/06
, C23C 2/28
, C23C 28/00
, C23C 30/00
, C25D 5/26
FI (6):
C25D 3/56 D
, C23C 2/06
, C23C 2/28
, C23C 28/00 A
, C23C 30/00 C
, C25D 5/26 N
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