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J-GLOBAL ID:200903081202917637

ニッケル触媒を使用したエチレン/ノルボルネン型モノマーのコポリマーの調製のための方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1999502870
Publication number (International publication number):2002504945
Application date: Jun. 04, 1998
Publication date: Feb. 12, 2002
Summary:
【要約】エチレンおよび少なくとも1個のノルボルネン(NB)型コモノマーの無定形コポリマーを調製する方法が開示される。これらのポリマーは、触媒の選択および/または使用されるモノマーの相対比に依存して、ランダムかまたは交互であり得る。この方法は、式(I)によって表され得る中性ニッケル触媒(ここで、Yは飽和または不飽和のヒドロカルビル鎖であり得、Xは酸素または硫黄であり得、Eはリン、ヒ素、アンチモン、酸素または窒素であり得、RおよびR'は独立して、水素またはヒドロカルビル基であり、Lは、ヘテロ原子P、NまたはOを含むリガンドであり、もしくはLおよびRがLと一緒になって、キレート構造の一部を形成し得る(この場合、Lはエチレンの二重結合である))の存在下で、希釈液またはバルクにおいて上記モノマーを重合する工程を包含する。
Claim (excerpt):
エチレンおよび以下の構造を有する少なくとも1個のノルボルネン型モノマーから実質的に無定形なコポリマーを調製する方法であって、ここで、R1〜R4は独立して、以下を表す:水素、直鎖あるいは分枝(C1-C10)アルキル、芳香族または飽和あるいは不飽和環式基;-(CH2)n-C(O)OR、-(CH2)n-OR、-(CH2)n-OC(O)R、-(CH2)n-C(O)Rおよび-(CH2)n-OC(O)OR、-(CH2)nC(R)2CH(R)(C(O)OR)、-(CH2)nC(R)2CH(C(O)OR)2からなる群から選択される官能置換基(ここでRは、水素、または直鎖および分枝(C1〜C10)アルキルを表す);もしくは以下のように表されるシリル置換基:ここで、R5は、独立して、水素、メチル、またはエチルを表し、R6、R7、およびR8は独立して、臭素、塩素、フッ素、およびヨウ素から選択されるハロゲン、直鎖または分枝(C1〜C20)アルキル、直鎖または分枝(C1〜C20)アルコキシ、直鎖または分枝(C1〜C20)アルキルカルボニルオキシ、直鎖または分枝(C1〜C20)アルキルペルオキシ、置換または非置換の(C6〜C20)アリールオキシを表し;任意のR1およびR2またはR3およびR4が一緒になった場合、(C1〜C10)のアルキリデニル基を形成し得る; mは、0〜5の整数である; nは、0〜10の整数である; R1およびR4は、それらに結合される2個の環炭素原子と一緒になって、4〜8個の炭素原子の飽和環式基を表し、ここで、該環式基はR2およびR3の少なくとも1つによって置換され得る;該方法は、以下の式によって表される中性ニッケル触媒の存在下で該モノマーを重合する工程を含有し、ここで、Yは、1〜3個の炭素原子を含む飽和または不飽和ヒドロカルビル鎖であり、ここで、2個の隣接した炭素原子は環式構造の一部を形成し得、 Xは、OまたはSであり、 Eは、P、As、Sb、N、またはOであり、 RおよびR'は、独立して、HまたはC1-20ヒドロカルビルであり、 nは、0、1または2であり、そして Lは、ヘテロ原子P、NまたはOを有するリガンドであるか、あるいはRおよびLが一緒になってキレート構造の一部を形成する、方法。
IPC (5):
C08F210/02 ,  C07F 9/50 ,  C08F 4/80 ,  C08F232/00 ,  C07F 15/04
FI (5):
C08F210/02 ,  C07F 9/50 ,  C08F 4/80 ,  C08F232/00 ,  C07F 15/04

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