Pat
J-GLOBAL ID:200903081352274815

車両用シート

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大浜 博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995272543
Publication number (International publication number):1997108057
Application date: Oct. 20, 1995
Publication date: Apr. 28, 1997
Summary:
【要約】【課題】 シートバックを後方へ傾倒させての着座状態における着座者の座部の「前ずれ現象」を確実に防止することで着座者に快適なくつろぎ感を与える。【解決手段】 シートバック5を後傾位置に設定した状態では、該シートバック5の後方動作に連動してシートクッション2が第1姿勢から第2姿勢に姿勢変更され、該シートクッション2の前側クッション3と後側クッション4とがこれらの境界部分を下方へ凹入させる如く折曲し、この凹入部分により着座者の座部をホールドする。従って、上記シートバック5の後傾により着座者に対してこれをシート前方側へずらせる方向の力が発生したとしても着座者の座部の「前ずれ現象」は生じず、着座者は快適なリクライニング姿勢が維持されることで十分にくつろぐことができ、それだけ車両用シートの着座性、延いては車両用シートの商品価値が向上するものである。
Claim (excerpt):
乗員の着座部となるシートクッションと、該シートクッションの後端側において略直立状に立ち上がる起立位置と該起立位置よりもシート後方側へ傾倒した後傾位置との間で起倒自在なる如く取り付けられて乗員の背当部となるシートバックと備えた車両用シートであって、上記シートクッションが、該シートクッションの前部寄りに位置する前側クッションと後部寄りに位置する後側クッションとの前後二分割構造とされ、該前側クッションの前端部には該前側クッションを上下方向に回動自在に枢支する前側枢支部が設けられ、また上記後側クッションの後端部には該後側クッションを上下方向に回動自在に枢支する後側枢支部が設けられるとともに、相互に隣接する上記前側クッションの後端部と上記後側クッションの前端部との間には、該前側クッションと後側クッションとを、該前側クッションと後側クッションとが略平面状に延出する如く展延された第1姿勢と該前側クッションと後側クッションとがその境界部分において下方へ凹入する如く折曲された第2姿勢との間で姿勢変更可能に連結する連結部が設けられ、さらに、上記シートクッションとシートバックとの間には、該シートバックの直立位置から後傾位置への後方動作時にはこれと連動して該シートクッションを上記第1姿勢から第2姿勢側に変位動作させるとともに該シートバックの後傾位置から直立位置への前方動作時にはこれと連動して上記シートクッションを第2姿勢から第1姿勢側に変位動作させる連動機構が設けられていることを特徴とする車両用シート。
IPC (2):
A47C 1/035 ,  A47C 7/46
FI (2):
A47C 1/035 ,  A47C 7/46
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開昭62-008711
  • 特開昭63-063114

Return to Previous Page