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J-GLOBAL ID:200903081437416422

ピッチ系炭素繊維およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 掛樋 悠路 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992208347
Publication number (International publication number):1994010215
Application date: Jun. 24, 1992
Publication date: Jan. 18, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】ピッチを原料とし圧縮強度が、PAN系炭素繊維に匹敵する炭素繊維の提供。【構成】炭素繊維の断面構造が、面積比率で40%以上のラジアル構造を有しない炭素繊維であって、繊維結晶の積層厚みLc(002)(単位;オングストローム)、広がりLa(002)及びX線パラメーター配向角(φ)(°)が,下式の範囲(イ)にあること引張弾性率Eが20ton/mm2以上で40ton/mm2未満の炭化繊維および(ロ)引張弾性率Eが40ton/mm2以上の黒鉛化繊維。(イ)10≦Lc≦2.5E-3010≦La≦2.5E-40-0.25E+17≦ φ≦-0.25E+20(ロ)50≦Lc≦3E-5030≦La≦3E-60-0.1E+11≦ φ≦-0.1E+14,および光学的異方性ピッチを溶融紡糸し、不融化し、炭化乃至黒鉛化するピッチ系炭化繊維の製造方法において、最終ノズル孔にいたる前に溶融ピッチをキャピラリー部を通過させることにより最終ノズル孔で受ける剪断応力の1/2以上の剪断応力を加えた後、一旦剪断応力を実質的に受けない状態に保持し、次いでノズル孔を通過させ、さらに延伸ドラフト比を250以上として紡糸する。
Claim (excerpt):
炭素繊維の断面構造が、面積比率で40%以上のラジアル構造を有しない炭素繊維であって、繊維結晶の積層厚みLc(002)(単位;オングストローム)、広がりLa(002)(単位;オングストローム)及びX線構造パラメーターの配向角(φ)(°)が下式の範囲内にあることを特徴とする引張弾性率Eが20ton/mm2以上で40ton/mm2未満の炭化繊維。10≦Lc≦2.5E-3010≦La≦2.5E-40-0.25E+17≦ φ≦-0.25E+20
IPC (3):
D01F 9/14 511 ,  C01B 31/02 101 ,  C01B 31/04 101
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開昭59-168124
  • 特開昭61-155491
  • 特開平1-006123
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