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J-GLOBAL ID:200903081817199610
環状炭酸エステル中のジオールの除去方法、環状および鎖状炭酸エステル混合系溶媒の製造方法並びに環状炭酸エステルの製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
守谷 一雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996079127
Publication number (International publication number):1996325208
Application date: Apr. 01, 1996
Publication date: Dec. 10, 1996
Summary:
【要約】【課題】 環状炭酸エステルに含有される微量のジオール化合物(2価アルコール)を高度に除去精製する炭酸エステル混合系溶媒の製造方法を提供する。【解決手段】 環状炭酸エステルと鎖状炭酸エステルとを混合し、この混合物を合成ゼオライト(モレキュラーシーブ)と接触処理する。この合成ゼオライトによる処理において、式(1)に示すように環状炭酸エステル(III)に少量含有されるジオール(I)が鎖状炭酸エステル(II)と反応することにより、環状炭酸エステル(III)と1価アルコールを生じ、この1価アルコールが合成ゼオライトにより除去される。これによりジオールが高度に除去された鎖状炭酸エステル(II)と環状炭酸エステル(III)との混合系溶媒を得ることができる。【化1】ここで、Rは水素または直鎖又は分枝状のアルキレン基、ビニレン基または炭素鎖中にエーテル結合を有するアルキレン基を表す。またR3、R4は直鎖状、分枝状、または環状のアルキル基を示す。
Claim (excerpt):
ジオールを不純物として含有する環状炭酸エステルを鎖状炭酸エステルの存在下に合成ゼオライトと接触することを特徴とする環状炭酸エステル中のジオールを除去する方法。
IPC (5):
C07C 69/96
, B01J 29/06
, C07C 68/08
, C07D317/36
, C07D319/06
FI (5):
C07C 69/96 Z
, B01J 29/06 X
, C07C 68/08
, C07D317/36
, C07D319/06
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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特開平3-250565
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開放型の非水電解液二次電池
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平7-066810
Applicant:日本電池株式会社
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非水電解液の製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平6-046513
Applicant:日本化学工業株式会社
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