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J-GLOBAL ID:200903082024122494

鉛系複合ペロブスカイト型酸化物薄膜の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 古川 泰通 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991087893
Publication number (International publication number):1993051755
Application date: Mar. 26, 1991
Publication date: Mar. 02, 1993
Summary:
【要約】【目的】鉛系複合ペロブスカイト型酸化物薄膜を低温で、かつ、構成成分のモル比のズレを生じさせることなく合成でき、しかもパイロクロア相の生成を容易に抑制できるようにし、もってコンデンサの小型化、高性能化を図ること。【構成】鉛の有機化合物溶液を作ってAサイトを構成する溶液を作り、Mg、Nbなどの金属元素のアルコキシド溶液を作ってBサイトを構成する溶液を作り、これらの溶液を均一に混合することにより複合アルコキシド溶液を得、得られた複合アルコキシド溶液を濃縮することにより薄膜形成に適した粘度の溶液となし、この溶液をディッピング法あるいはコーティング法などの適当な手段により基板に塗布して塗布膜を形成し、次いで、塗布膜に含まれる有機物の分解加熱処理を行なった後、さらに焼成することにより鉛系ペロブスカイト型酸化物薄膜を形成する。
Claim (excerpt):
一般式:A(B’1-xB”x)O3、(但し、AはPbであり、B’、B”は2価〜6価の金属元素を表すと共に、B’およびB”をB’+n1-x、B”+mxと表したとき、n(1-x)+mx=4を満足する。)で表される鉛系複合ペロブスカイト型酸化物薄膜の製造方法において、Aサイトを構成する鉛の有機化合物若しくはその溶液を、B’、B”を構成する元素の各アルコキシド溶液の混合液に添加し、それらを均一に混合反応させて濃縮し、この濃縮溶液を基板表面に塗布して塗布膜を形成した後、塗布膜に含まれる有機物の加熱分解処理を行ない、さらに焼成することを特徴とする鉛系複合ペロブスカイト型酸化物薄膜の製造方法。
IPC (2):
C23C 18/12 ,  H01G 4/12 358
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平2-006335
  • 特開昭61-285609

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