Pat
J-GLOBAL ID:200903082082953355

水栓バルブ部材及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大矢 須和夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991273436
Publication number (International publication number):1993079069
Application date: Sep. 24, 1991
Publication date: Mar. 30, 1993
Summary:
【要約】[目的] 従来のシリコンを主成分としたグリースが不要な状態で、良好な摺動性の維持を長期間にわたりなし得る水栓バルブ部材とその製造方法の提供にある。[構成] 水栓を構成する金属製あるいはセラミックス製のバルブ1,2の摺動面において、摺動面を構成する2面の一方または両方の表面1a、2aに、先ず金属またはその炭化物、窒化物、炭窒化物から選ばれる少なくとも1種類以上の薄膜を気相蒸着などの手段により少なくも一層以上形成してこれを傾斜膜とし、その後この傾斜膜の上にダイヤモンド状炭素膜(別名i-Carbon)の薄膜を形成することを特徴とする。[効果] ダイヤモンド状炭素膜(i-C膜)のセラミックスバルブ表面に対する密着力の向上を著しく高めることができる。またバルブの摺動面にダイヤモンド状炭素膜を密着力よく形成でき、苛酷な使用条件下に於いても、グリースが不要で長寿命の水栓バルブを製造することができる。
Claim (excerpt):
湯または水あるいは両者の水栓を構成するセラミックス製又は金属製のバルブの摺動面に於いて、摺動面を構成する2面のうちのいずれか一方または両方の面に、ダイヤモンド状炭素膜(別名i-Carbon)の薄膜を、金属またはその炭化物,窒化物,炭窒化物から選ばれる少なくとも1種類以上の薄膜を介在して設けてなることを特徴とする水栓バルブ部材。
IPC (3):
E03C 1/042 ,  F16K 3/08 ,  F16K 11/074

Return to Previous Page