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J-GLOBAL ID：200903082146610830

入札における財の組合せ決定方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体

Inventor： 横尾 真 ,  櫻井 祐子 ,  松原 繁夫
Applicant, Patent owner： 日本電信電話株式会社
Agent (1)： 草野 卓 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2001102932
Publication number (International publication number)：2002297948
Application date： Apr. 02, 2001
Publication date： Oct. 11, 2002
Summary：

【要約】【課題】 架空名義入札に頑健な開札方法に用いるレベル付き分割セットを良い社会的余剰が得られるように決定する。【解決手段】 入札の可能性がある財の集合(バンドル)と、各バンドルの最高入札値に対する確率分布を予め決め、各バンドルに対し最高値を入札したとして、その最高入札値の期待値の和が最大となるバンドルの組合せ(分割D)を求め(S1)、これをレベル3の分割セットに加え、その分割Dを構成するn個のバンドルからそのn-1個からなる分割D′の全てを作り、これらをレベル2の分割セットに加え(S2)、また分割Dを構成する財を2分した2つのバンドルからなる分割D′′の全てを作り、D′′をレベル2の分割セットに加える(S3)。

Claim (excerpt)：

開札者は複数の財を複数のレベルの分割セットに分割し、あるレベルの分割セットの構成要素である分割中の財の集合(以下バンドルと記す)の和集合が、より小さいレベルの分割セットの分割に必ず含まれているものであり、これら分割セットと、各分割の構成要素であるバンドルごとにその価格未満では販売しない留保価格とを公開し、開札者用装置は各入札者用装置から任意に選んだバンドルに対し支払ってもよい上限の評価値を受信して、レベルが小さい分割セットより順次、売却できるか否かを決定する電子入札方法における上記各レベルの分割セットである財の組合せを決定する方法であって、レベル1に全ての財を含むバンドルを構成要素とする分割を置く第1過程と、各バンドルの最高入札値に対する確率分布を予め記憶部に記憶しておき、上記各バンドルの最高入札値に対する確率分布から、各バンドルの最高入札値の期待値の和が最大となるバンドルの組合せを分割Dとして求めてレベル3の分割とする第2過程と、上記求めた分割Dを構成するn個のバンドル中から任意のn-1個のみからなる分割D′を全て作ってレベル2の分割セットの分割として分割セット格納部に加える第3過程と、上記分割Dを構成するバンドルを組合せて構成される2つのバンドルからなる分割D′′の全てを作ってレベル2の分割セットの分割として上記分割セット格納部に加える第4過程と、を有することを特徴とする入札における財の組合せ決定方法。

IPC (3)：

G06F 17/60 316 ,  G06F 17/60 148 ,  G06F 17/60 306

FI (3)：

G06F 17/60 316 ,  G06F 17/60 148 ,  G06F 17/60 306