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J-GLOBAL ID:200903082161508731

計算機装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991166698
Publication number (International publication number):1993012188
Application date: Jul. 08, 1991
Publication date: Jan. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】ターゲットマシンのエミュレーションを行うときに高速性・実時間性を要求される入出力に対して、入出力アドレスの置き換えをハードウェアで行って、必要な処理速度を得ることが出来るエミュレーション機能を備えた計算機装置を提供する。【構成】バス変換回路50とプロセッサバス60との間に設けたアドレス変換回路10はプロセッサ20が入出力バス70上のデバイスをアクセスする時にアドレス値を別のアドレス値に変換してバス変換回路50に与え、入出力バス70に接続するデバイスに対するプロセッサ20から見たアドレスの割り当てを切り換える。
Claim (excerpt):
プロセッサの動作速度に追従して動作する相対的に高速であるプロセッサバスと標準的な外部接続デバイスを接続するための相対的に低速である標準バスとを階層的に接続したバスを備えた計算機装置であって、前記プロセッサバスに直接接続し、相対的に高速で動作するデバイスの制御を行うプロセッサバス直結I/Oコントローラとプロセッサバスと相対的に低速で動作する標準バスとの間のインタフェースを整合させるバス変換回路とを備え、メモリなど前記プロセッサの動作速度に影響の大きいデバイスは前記プロセッサバス直結のコントローラによって制御し、標準バスに接続されるデバイスも利用できるようにして標準入出力デバイスとの互換性を損なうことなく装置全体としての性能の向上を図った計算機装置において、前記バス変換回路と前記プロセッサバスとの間に主プロセッサが標準バス上のデバイスをアクセスする時には前記主プロセッサが出力するアドレス信号が示すアドレス値を別のアドレス値に変換して前記バス変換回路に与え、標準バス上に接続する外部プロセッサデバイスが前記主プロセッサからバスのアクセス権を奪って前記プロセッサバスに直接接続するデバイスをアクセスする時には前記外部プロセッサデバイスが標準バス上に出力したアドレスを前記バス変換回路により変換して出力するアドレス信号を前記プロセッサバスにアドレス値の変換を行うことなく接続するアドレス変換回路を設けて前記標準バスに接続する複数のデバイスに対する前記主プロセッサから見たアドレスの割り当てを可変、または切り換えることを可能にし、さらに前記標準バス上には特定の計算機装置を実現するために必要となる第一の基本入出力デバイス系と、その計算機装置とは異なる基本入出力デバイス系を持つ他の計算機装置の入出力機能の少なくとも一部の機能を代替する第二の基本入出力デバイス系とを接続し、前記アドレス変換回路によって前記第一の基本入出力デバイス系と前記第二の基本入出力デバイス系のそれぞれに対するアドレスの割り当てを適宜変更することによって異なる基本入出力デバイス系を持つ他の計算機装置のエミュレーションを行うことを特徴とする計算機装置。

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