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J-GLOBAL ID:200903082177089011

炭酸カルシウムの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999071815
Publication number (International publication number):2000264629
Application date: Mar. 17, 1999
Publication date: Sep. 26, 2000
Summary:
【要約】【課題】 苛性化工程を利用して、製紙用填料または顔料として不透明度、ワイヤ磨耗性等に優れ、安価なアラゴナイト系イガグリ状炭酸カルシウムを得る。【解決手段】 第1段工程において、生成時の生石灰と水のモル比が、生石灰:水=1:8の消石灰であり、かつ炭カル含有率が1.6重量%である消石灰に対して、pH6.8の液を用い、濃度30重量%になるようにスラリー化させ消石灰乳を得る。第2段工程の苛性化反応において、初期の苛性化反応は、先ず炭酸ナトリウムを0.04g/min/g(消石灰の生石灰換算値)で添加し、反応温度を50°Cで行い、それに続き緑液の添加速度を0.22(緑液)/min/g(生成当初の消石灰の生石灰換算値)、反応温度を50°Cで行う。
Claim (excerpt):
硫酸塩法またはソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工程において炭酸カルシウムを製造する方法であって、消石灰生成時の生石灰と水のモル比が、生石灰:水=1:1〜1:10であり、かつ消石灰の重量を基準として0.05〜10重量%の炭酸カルシウムを含有する前記消石灰に対して、前記消石灰の濃度が10〜60重量%になるようにpH5.5〜13.5を有する液を添加し、攪拌あるいは捏和しながらスラリー化させて消石灰乳及び/又は消石灰泥を生成する第1段工程、ついで該消石灰乳及び/又は消石灰泥に対して、炭酸ナトリウムを0.002〜0.5g/min/g(消石灰の生石灰換算値)の添加速度で所定量逐次添加し、反応温度20〜80°Cにて初期苛性化反応を行なわせ、その後、前記苛性化工程で発生し、白液を製造するに必要な緑液を該消石灰乳及び/又は消石灰泥に対して0.02〜0.5cc(緑液)/min/g(消石灰の生石灰換算値)の添加速度で所定量逐次添加し、反応温度20〜105°Cにて苛性化反応を行う第2段工程よりなる、製紙用に有用なアラゴナイト系イガグリ状炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (2):
C01F 11/18 ,  D21H 17/67
FI (2):
C01F 11/18 A ,  D21H 17/67
F-Term (31):
4G076AA16 ,  4G076AB02 ,  4G076AC02 ,  4G076BA15 ,  4G076BB04 ,  4G076BB06 ,  4G076BC02 ,  4G076BD01 ,  4G076CA02 ,  4G076CA26 ,  4G076DA02 ,  4G076DA15 ,  4L055AG12 ,  4L055AG94 ,  4L055AH01 ,  4L055AH02 ,  4L055AJ04 ,  4L055BA19 ,  4L055BA20 ,  4L055BC07 ,  4L055EA16 ,  4L055EA20 ,  4L055EA25 ,  4L055EA26 ,  4L055EA29 ,  4L055EA31 ,  4L055EA32 ,  4L055FA08 ,  4L055FA10 ,  4L055FA12 ,  4L055GA19
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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