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J-GLOBAL ID:200903082321801031

燃料電池の異常監視方法及びその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996028827
Publication number (International publication number):1997223512
Application date: Feb. 16, 1996
Publication date: Aug. 26, 1997
Summary:
【要約】【課題】燃料電池内部の発生電流密度分布が正確に計測され、燃料電池の動作の異常の有無が的確に把握される異常監視方法、およびその装置を得る。【解決手段】燃料電池21の内部に熱電対23を分散配置し、電子負荷装置22により燃料電池21の負荷電流を時間的に変化させ、熱電対23で検出された温度出力をマルチプレクサ24で選択し、その交流成分を交流電圧計26で測定して分布を求め、負荷電流を面内で比例配分することにより電流密度の面内分布を把握し、その異常の有無により燃料電池21の内部の異常を把握する。
Claim (excerpt):
燃料電極触媒層および燃料電極基材からなる燃料電極と、酸化剤電極触媒層および酸化剤電極基材からなる酸化剤電極と、燃料電極および酸化剤電極に挟持される電解質層とからなるセルが、複数積層されてなり、燃料電極に備えた燃料ガス通流溝に燃料ガスを通流し、酸化剤電極に備えた酸化剤ガス通流溝に酸化剤ガスを通流し、該燃料ガスおよび酸化剤ガス(以下、反応ガスという)の反応エネルギーを電気化学的な作用により電力に変換する燃料電池の、前記燃料電極および酸化剤電極の面内における発電電流密度の異常の監視方法であって、燃料電池の負荷電流を時間的に変化させ、前記燃料電極基材または酸化剤電極基材、反応ガス通流溝、電解質層からなる群から選ばれるいずれかの面内の任意位置における温度を測定し、前記負荷電流の時間的変化に追従する温度の時間変化量から、該任意位置における発生熱量を求めることにより、前記電極面内における発電電流密度分布を計測して燃料電池の異常を検知することを特徴とする燃料電池の異常監視方法。

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