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J-GLOBAL ID:200903082473632928
銅電解液の浄液方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
倉内 基弘 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995263639
Publication number (International publication number):1997078284
Application date: Sep. 19, 1995
Publication date: Mar. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】 銅電解循環液の浄液方法として、有害なアルシンを発生させる砒素等の電解採取に替わる工業的に実施可能な有用な方式を確立すること。【解決手段】 抜き出した銅電解液を2分割し、一方に水硫化ソーダを添加して液中の銅、砒素、アンチモン、ビスマス等を硫化物として沈殿分離させ、更に過剰の水硫化ソーダを添加して残存硫酸と反応させて硫化水素ガスを発生させ、他方の分割電解液に通し、液中の銅、砒素、アンチモン、ビスマスなどを硫化物として沈殿させ、分離したろ液を再循環する。一方の分割電解液に、硫化物の沈殿分離後、アルカリ剤を添加して重金属不純物を中和沈殿として分離する。抜き出した銅電解液から電解採取や加熱濃縮により銅の大部分を先に回収する。
Claim (excerpt):
銅電解精製における循環電解液中の不純物の堆積を防止するため電解液の一部を抜き出して浄液した後、再循環する銅電解液の浄液方法において、抜き出した銅電解液を分割し、一方の分割電解液に工業用水硫化ソーダを添加し、一方の分割電解液中の銅、砒素、アンチモン、ビスマス等の金属を硫化物として沈殿分離させ、さらに一方の分割電解液に過剰の工業用水硫化ソーダを添加して一方の分割電解液中に残存せる硫酸と反応させて硫化水素ガスを発生させ、発生した硫化水素ガスを他方の分割電解液に通過させ、他方の分割電解液中の銅、砒素アンチモン、ビスマスなどの金属を硫化物として沈殿分離し、分離したろ液を再循環することを特徴とする銅電解循環液の浄液方法。
IPC (3):
C25C 1/12
, C22B 15/14
, C25C 7/06 301
FI (3):
C25C 1/12
, C22B 15/14
, C25C 7/06 301 A
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