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J-GLOBAL ID：200903082602185801

湿式脱硫装置と方法

Inventor： 加来 宏行 ,  高本 成仁 ,  石坂 浩 ,  吉川 博文 ,  野沢 滋
Applicant, Patent owner： バブコック日立株式会社
Agent (1)： 松永 孝義
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993328823
Publication number (International publication number)：1995178314
Application date： Dec. 24, 1993
Publication date： Jul. 18, 1995
Summary：

【要約】【目的】 噴霧吸収液量の少ない、低負荷時においてもダストを効率的に除去することができる脱硫装置と方法を提供すること。【構成】 脱硫塔本体1内あるいは脱硫塔出口ダクト3内に水蒸気を吹き込む水蒸気管19を設ける。脱硫塔本体1内は吸収液と排ガスとの接触により飽和水蒸気を含む。脱硫塔本体1内のガスの温度は40°Cから60°Cであり、この中に100°C以上の水蒸気を吹き込むと周囲のガスにより冷却され、水蒸気はその温度における飽和濃度となり余剰の水蒸気は凝縮して液滴となり、この液滴は大部分が数ミクロンメータ以下のガス中に浮遊しているダストなどを核として成長するため、微細なこれらの粒子が見かけ上肥大化する。ガス中の細かい粒子は吸収液の噴霧液滴を迂回して流れるため吸収液に捕集される割合は少ないが、粒子が大きくなると慣性により液滴が衝突して捕集されやすくなり、ダストなどの捕集効率が増大する。

Claim (excerpt)：

ボイラなどの燃焼装置からの排ガス中に含まれる硫黄酸化物を除去するためにアルカリ金属またはアルカリ土類金属等の吸収剤と気液接触させる脱硫塔を備えた湿式脱硫装置において、脱硫塔内あるいは脱硫塔出口ダクト内に水蒸気を吹き込む水蒸気管を設けたことを特徴とする湿式脱硫装置。

IPC (5)：

B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 47/06 ZAB ,  B01D 53/18 ZAB ,  B01D 53/34 ZAB

FI (4)：

B01D 53/34 125 C ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 D ,  B01D 53/34 125 Q

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (4)

• 特開昭49-114171
  
• 特開昭51-069269
  
• 特開昭49-114171
  
• 特開昭51-069269