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J-GLOBAL ID:200903082671100648

木材組積工法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小林 滿茂 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996061753
Publication number (International publication number):1997228515
Application date: Feb. 23, 1996
Publication date: Sep. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 使用する木材の断面寸法や加工精度にかかわらず、安定した且つ正確な組積み施工を行う。【解決手段】 壁体を構成する各木材31に、ナット37が移動可能な径寸法のボルト貫通孔を穿設し、該木材を適宜の段数組み上げる一方、ボルト貫通孔に貫通ボルト33を挿通して当該既組木材の最下段下面と最上段上面とに突出させ、これら突出部に座金39を介在させつつ固定ナット36,37を螺着して既組木材を仮固定し、仮固定した既組木材の上にさらに木材を組み上げ、最終段まで木材を組み上げた後、最下段下面の固定ナット36を緩めて貫通ボルト33を所定量上方に移動させ、該位置で最終段の木材上面に座金を介在させ固定ナット38を螺着し、各木材を挟持固定する。貫通ボルト33は複数の短寸ボルトからなり、組積みの進行に応じて長寸ナットにより適宜上方に継ぎ足してゆく。
Claim (excerpt):
複数の木材を水平に積み重ね組み上げることにより建物壁体を構築し、該壁体を略垂直に貫く貫通ボルトを壁内に配設する木材組積工法において、壁体を構成する各木材に、ナットが移動可能な径寸法としたボルト貫通孔を穿設し、該木材を適宜の段数組み上げる一方、前記ボルト貫通孔に貫通ボルトを挿通して当該既組木材の最下段下面と最上段上面とに突出させ、これら突出部に座金を介在させつつ固定ナットを螺着して当該既組木材を仮固定し、該仮固定した既組木材の上にさらに木材を組み上げ、最終段まで木材を組み上げた後、前記最下段下面の固定ナットを緩めて貫通ボルトを所定量上方に移動させ、該位置で最終段の木材上面に座金を介在させ固定ナットを螺着することにより壁体各木材を挟持固定することを特徴とする木材組積工法。

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