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J-GLOBAL ID:200903082889534062
コンドロイチナーゼABC、その製造法及び医薬組成物
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
藤野 清也
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993177458
Publication number (International publication number):1994153947
Application date: Jun. 24, 1993
Publication date: Jun. 03, 1994
Summary:
【要約】【構成】 分子量がSDS-PAGE及びゲル濾過法において約 100,000ダルトンで、N末端アミノ酸がアラニンであり、C末端アミノ酸がプロリンであり、結晶化し得る精製コンドロイチナーゼABCおよびその結晶。コンドロイチナーゼABC産生菌体抽出物から核酸を除去し、弱カチオン交換交換樹脂と強カチオン交換樹脂とを用いて濃度勾配カラムクロマトグラフィー処理して精製コンドロイチナーゼABCを精製し、必要に応じて結晶化する方法。【効果】 高純度で安定性が高く、比活性の高い精製コンドロイチナーゼABCを簡単な操作で得ることができる。コンドロイチナーゼABCからの抽出を界面活性剤を加えた緩衝液で行うと抽出効率を高めることができる。これらのコンドロイチナーゼABCは、椎間板ヘルニアの治療薬として有用である。
Claim (excerpt):
次の特性を有する精製コンドロイチナーゼABC。(i) 分子量が、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)による測定(還元及び非還元のいずれにおいても)及びゲル濾過法による測定において約 100,000ダルトンである。(ii) 等電点が約pH 8.2及び約pH 8.5である。(iii) 至適pHは 8.0〜8.2(基質:コンドロイチン硫酸C,緩衝液:トリス-塩酸緩衝液) 、至適温度は37°Cである。(iv) Zn2+、Ni2+、Fe3+、及びCu2+によって活性が阻害される。(v) N末端アミノ酸がアラニンであり、C末端アミノ酸がプロリンである。(vi) SDS-PAGEにより単一のバンドを示し、高速液体クロマトグラフィー (ゲル濾過およびカチオン交換) においても単一のピークを示す。(vii) エンドトキシンを実質的に含まず、核酸、プロテアーゼ含量は検出限界以下である。(viii)結晶化し得る。(ix) 比活性が300U/mg 以上である。
IPC (3):
C12N 9/88
, A61K 37/56 ABJ
, C12R 1:37
Patent cited by the Patent:
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