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J-GLOBAL ID:200903082924223873
耐チッピング性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
富田 和夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992191603
Publication number (International publication number):1994008008
Application date: Jun. 25, 1992
Publication date: Jan. 18, 1994
Summary:
【要約】【目的】 表面被覆WC基超硬合金製切削工具の耐チッピング性を向上させる。【構成】 WC基超硬合金基体の表面に、TiC,TiN,TiCN,TiCO、およびTiCNOのTi化合物のうちの1層の単層または2種以上の複層からなる下部層と、前記Ti化合物並びにAl2 O3 のうちの1種の単層または2種以上の複層からなる上部層で構成された硬質被覆層を形成するに際して、上記上部層のうちの少なくとも1層をTiCNで構成すると共に、このTiCN層のうちの少なくとも1層を、(a)粒状結晶組織から縦長成長結晶組織へ変る結晶構造、(b)粒状結晶組織から縦長成長結晶組織へ、さらにこの縦長成長結晶組織から粒状結晶組織へ変る結晶構造、(c)縦長成長結晶組織から粒状結晶組織へ変る結晶構造のうちのいずれの結晶構造とする。
Claim (excerpt):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、いずれも粒状結晶組織を有する硬質被覆層を0.5〜20μmの平均層厚で形成してなる表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層を、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、および炭窒酸化物のTi化合物のうちの1種の単層または2種以上の複層からなる下部層と、前記Ti化合物並びに酸化アルミニウムのうちの1種の単層または2種以上の複層からなる上部層で構成し、かつ上記上部層のうちの少なくとも1層を炭窒化チタンで構成すると共に、この炭窒化チタン層のうちの少なくとも1層の結晶構造を、(a) 粒状結晶組織から縦長成長結晶組織へ変る結晶構造、(b) 粒状結晶組織から縦長成長結晶組織へ、さらにこの縦長成長結晶組織から粒状結晶組織へ変る結晶構造、(c) 縦長成長結晶組織から粒状結晶組織へ変る結晶構造、上記(a)〜(c)のうちのいずれかの結晶構造としたことを特徴とする耐チッピング性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具。
IPC (4):
B23B 27/14
, B23P 15/28
, C23C 16/30
, C23C 28/04
Patent cited by the Patent: