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J-GLOBAL ID:200903082986698118

深絞り性の極めて優れた冷延鋼板の効率的な製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 椎名 彊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992221381
Publication number (International publication number):1994065647
Application date: Aug. 20, 1992
Publication date: Mar. 08, 1994
Summary:
【要約】【目的】 本発明は加工の厳しい自動車部品等に使用する深絞り性の極めて優れた冷延鋼板を効率的に製造する方法を提供するものである。【構成】 C:0.003%以下、Si:0.1%以下、Mn:0.05〜0.4%、P:0.05%以下、S:0.05%、Al:0.06%以下、N:0.004%以下、B:0.0001〜0.001%を含有し、かつTi:0.02〜0.1%、Nb:0.002〜0.04%以下の内、1種または2種を含有し残部Feおよび不可避的不純物元素からなる鋼を、加熱温度、圧下条件、仕上温度、冷却条件および巻取温度等の熱延条件を規定して、結晶粒を細粒化するとともにコイル長手方向の材質を安定させる。この熱延鋼帯を冷延率、焼鈍温度を規定して、2回冷延-焼鈍を行なう。これにより深絞り性の極めて優れた冷延鋼板が効率的に生産できる。
Claim (excerpt):
mass%でC :0.003%以下、Si:0.1%以下、Mn:0.05〜0.4%P :0.05%以下、S :0.05%以下、Al:0.06%以下、N :0.004%以下、B :0.0001〜0.001%を含有し、かつTi:0.02〜0.1%、Nb:0.002〜0.04%以下の内、1種または2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物元素からなる鋼を、1200°C以下に加熱後熱延するにあたり、粗仕上厚みを50mm以上として、下記式で示される有効歪(εeff)を50%以上とり、880〜950°C以上の温度で仕上圧延を終了した後、1s以内に冷却を開始し、平均速度20°C/s以上で830°C以下まで冷却を行い、続いて680〜800°Cの温度で巻取り、熱延鋼帯とする。続いて、圧下率70〜85%で1回目の冷延を行い、さらに連続焼鈍ラインで840〜900°Cの温度で1回目の焼鈍を行い、鋼帯とする。続いて、圧下率50%以上でかつ全圧下率が85%以上で2回目の冷延を行い、さらに連続焼鈍ラインで840〜900°Cの温度で2回目の焼鈍を行なうことを特徴とする深絞り性の優れた冷延鋼板の製造方法εeff={最終パス圧下率(%)}+ 1/2{最終1段前パス圧下率(%) }+1/4{最終2段前圧下率(%) }
IPC (4):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開平3-170618
  • 特開平4-052229
  • 特開平3-097813
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