Pat
J-GLOBAL ID:200903083013630001
高分解能周波数分析装置及びこの装置を用いたホログラム観測装置、ベクトルスペクトル解析装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
草野 卓 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992311956
Publication number (International publication number):1994160445
Application date: Nov. 20, 1992
Publication date: Jun. 07, 1994
Summary:
【要約】【目的】 ゆらぎ等によって発生する拡散されたスペクトルと真の線スペクトルとを区分けし、真の線スペクトルと判定すると、その周波数、振幅、位相を高精度に算出することができ、分解能のよい周波数分析装置を提供する。【構成】 高速フーリエ変換器4によってフーリエ変換して得られた周波数スペクトルの中でn-1,n,n+1の位置にスペクトルが存在することと、n-1,n+1の位置に存在するスペクトルの位相差が許容値π/36(ラジアン)以内であれば真の線スペクトルと判定し、補間処理を実行する。補間処理により真の線スペクトルの周波数、振幅、位相を算出して線スペクトルを確定し、この線スペクトルを累積器12に累積すると共に、その線スペクトルを逆フーリエ変換した時間軸データを求め、この時間軸データを入力データ列から差し引いて残差データを得る。この残差データと累積器12に累積した線スペクトルとをベクトル加算し、高分解能を持つ周波数分析結果を表示器5に表示する。
Claim (excerpt):
A.周波数分析すべきアナログ入力信号を順次デジタルデータ列に変換するAD変換器と、このAD変換器によって変換された入力データ列を順次記憶するメモリと、このメモリに記憶された入力データ列に所定の窓関数を乗算し、重み付けを行なう窓関数重み付け手段と、この窓関数重み付け手段によって重み付けされた上記入力データ列をフーリエ変換し、周波数領域データに変換する高速フーリエ変換手段と、この高速フーリエ変換手段によって得られた周波数領域データを周波数スペクトルとして表示する表示器とによって構成される周波数分析装置において、B.上記高速フーリエ変換手段によって得られる各周波数スペクトルが真の線スペクトルか拡散されたスペクトルであるかを判定し、真の線スペクトルと判定したとき補間可と判定する補間判定手段と、C.この補間判定手段が補間可と判定したときそのスペクトルの真の周波数、振幅、位相を推定するスペクトル補間手段と、D.このスペクトル補間手段で補間した周波数領域データを時間軸データに逆変換する逆フーリエ変換手段と、E.この逆フーリエ変換手段で逆変換された時間軸データを上記メモリから読出される時間軸データから減算し、この減算結果を再び上記窓関数重み付け手段に与え高速フーリエ変換させる減算器と、F.上記スペクトル補間手段で補間した周波数領域データを累積する累積手段と、G.この累積手段に累積した周波数領域データを上記高速フーリエ変換手段の変換出力にベクトル加算しその加算結果を上記表示器に与える加算手段と、を付加したことを特徴とする高分解能周波数分析装置。
IPC (2):
Return to Previous Page