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J-GLOBAL ID:200903083161098181

QAM復調器における波形等化方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995142886
Publication number (International publication number):1996335895
Application date: Jun. 09, 1995
Publication date: Dec. 17, 1996
Summary:
【要約】【目的】QAM復調器での波形等化において、簡単な評価関数を用いた構成でアルゴリズムの切換を行えるようにし、歪みの大きさによらずに波形等化を簡単に行えるようにすることを目的とする。【構成】直交検波手段101は、入力信号をI信号とQ信号に復調する。TRF102〜105は、前記I信号と前記Q信号を入力し歪みを除去する信号を生成する。加算器107、108は、TRF102〜105の出力を加算または減算し、歪みを除去したI信号とQ信号を出力する。制御手段106は、直交復調器101の出力と加算器107、108の出力を入力し、その時点の誤差の絶対値の最大値または総和を評価し、その結果から複数のアルゴリズムを切換えてTRF102〜105へ与えるタップ係数を求める。
Claim (excerpt):
2つの直交する搬送波によって変調されたI信号とQ信号を合成した伝送信号から、前記I信号とQ信号を再生する直交復調器において、前記伝送信号を入力しI信号とQ信号を出力する直交検波手段と、前記直交検波手段の出力するI信号を入力し自分自信の遅延波による歪みを除去するトランスバーサルフィルタ1と、Q信号を入力し自分自信の遅延波による歪みを除去するトランスバーサルフィルタ2と、I信号からQ信号へのクロストークを除去する信号を生成するトランスバーサルフィルタ3と、Q信号からI信号へのクロストークを除去する信号を生成するトランスバーサルフィルタ4と、前記トランスバーサルフィルタ1の出力から前記トランスバーサルフィルタ3の出力を減算しクロストークを除去したI信号を出力する第1の加算器と、前記トランスバーサルフィルタ2、4の出力を加算しクロストークを除去したQ信号を出力する第2の加算器と、前記第1、第2の加算器の出力と前記直交検波手段の出力を入力して、前記トランスバーサルフィルタ1〜4を制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、前記直交検波手段の出力を保持するメモリ1と、前記第1、第2の加算器の出力を保持するメモリ2と、前記メモリ1の出力を識別する識別手段1と、前記メモリ1の出力と前記識別手段1の出力の差を計算する誤差計算手段1と、前記識別手段1とは異なる識別を行う識別手段2と、前記メモリ1の出力と前記識別手段2の出力の差を計算する誤差計算手段2と、前記誤差計算手段1と前記誤差計算手段2の出力を切換えて出力する切換器と、前記誤差計算手段1の出力を入力し評価して前記切換器の出力を切換える評価手段と、メモリ2に保持されたデータと前記切換器の出力を入力し相関演算を行う相関演算手段と、前記相関演算手段の出力から前記トランスバーサルフィルタ1〜4へ与える制御データを計算するタップ係数計算手段とを備え、前記評価手段は、入力データを絶対値に変換する絶対値変換手段と、前記絶対値変換手段の出力するデータの大きさを比較する比較手段と、前記比較手段の出力を保持する記憶手段と、前記記憶手段の保持するデータから前記切換器の出力を切換える制御信号を出力する条件判断手段を備え、誤差の絶対値の最大値を評価関数としてアルゴリズムを切換えることを特徴とするQAM復調器における波形等化方法。
IPC (3):
H04B 3/06 ,  H03H 21/00 ,  H04L 27/01
FI (3):
H04B 3/06 E ,  H03H 21/00 ,  H04L 27/00 K

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