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J-GLOBAL ID：200903083209634668

使用済核燃料からウラン、プルトニウム及びネプツニウムを相互に分離する方法

Inventor： 内山 軍蔵 ,  宝徳 忍 ,  藤根 幸雄 ,  前田 充
Applicant, Patent owner： 日本原子力研究所
Agent (1)： 桑原 尚雄
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991327952
Publication number (International publication number)：1994186389
Application date： Oct. 11, 1991
Publication date： Jul. 08, 1994
Summary：

【要約】 (修正有)【目的】核燃料再処理工程において、ウラン、プルトニウム及びネプツニウムを相互に分離回収する。【構成】核燃料再処理工程において、ウラン及びプルトニウムを有機溶媒によって核分裂生成物から抽出分離する共除染工程の高レベル廃液側にネプツニウム酸化工程を設けて5価のネプツニウムを6価のネプツニウムに酸化し、、有機溶媒中の4価のプルトニウムのみを選択的に3価に還元し硝酸溶液に逆抽出して6価のウランと分離するU/Pu分配工程の前にネプツニウム分離工程とU・Pu回収工程を設け、ネプツニウム分離工程においては6価のウランと4価のプルトニウムが共存する系で6価のネプツニウムのみを選択的に5価に還元し、U・Pu回収工程においては5価のネプツニウムと共に分配平衡分だけ移行する6価のウラン及び4価のプルトニウムを有機溶媒で抽出することにより、使用済核燃料からウラン、プルトニウム及びネプツニウムを相互に分離する。

Claim (excerpt)：

使用済核燃料を硝酸水溶液に溶解する溶解工程、ウラン及びプルトニウムの原子価を窒素酸化物を用いそれぞれ6価及び4価に調整する原子価調整工程、ウラン及びプルトニウムを有機溶媒により溶解液から抽出し核分裂生成物と分離するための共除染工程、有機溶媒中の4価のプルトニウムのみを選択的に3価に還元し硝酸溶液に逆抽出して6価のウランと分離するU/Pu分配工程、有機溶媒中のウランを溶媒抽出により精製する工程及び硝酸水溶液中のプルトニウムを精製する工程から成る核燃料再処理工程において、共除染工程の高レベル廃液側にネプツニウム酸化工程を設けて5価のネプツニウムを6価のネプツニウムに酸化し、U/Pu分配工程の前にネプツニウム分離工程とU・Pu回収工程を設け、ネプツニウム分離工程においては6価のウランと4価のプルトニウムが共存する系で6価のネプツニウムのみを選択的に5価に還元し、U・Pu回収工程においては5価のネプツニウムと共に分配平衡分だけ移行する6価のウラン及び4価のプルトニウムを有機溶媒で抽出することから成る使用済核燃料からウラン、プルトニウム及びネプツニウムを相互に分離する方法。